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現役ホール店長が明かす「海物語&ジャグラー」激甘祭のカラクリ

現役ホール店長が明かす「海物語&ジャグラー」激甘祭のカラクリ

 中古価格が一時300万円を超えるなど、ホール関係者やディープなパチスロファンを虜にしているスマスロ「ミリオンゴッド-神々の軌跡-」(ミズホ)。今春、この激荒機種の登場により、業界は再び“射幸性バブル”に沸いているが、その爆発的な利益還元により、堅実派ユーザーにとっては、勝ちやすい状況になっているというのだ。

 22年に登場したスマスロや24年のラッキートリガー搭載パチンコなど、一撃10万円、1日トータル20万〜30万円勝ちも狙える機種がホールを席捲する一方で、業界は衰退の一途をたどっている。

「昨年12月時点でホール数は約6500店で、バブル期の3分の1。この先も減少が予想されています」(ホールイベント関係者)

 ギャンブル性が増したのであれば、本来はファンの熱狂ぶりも増して賑わいをみせるはずだが、店舗が減少しているのはなぜか。

 パチンコ生活歴38年で、ギャンブルコラムなども手がけている作家の浜田正則氏が解説する。

「原因は新規客をないがしろにしてきたこと。今のパチンコやスロットって、一般客からすると、もはや異業種のIT機器みたいに操作法もわからないレベルなんです。加えて、娯楽の多様化によるパチンコ離れと、実質賃金低下によるファンの懐事情ですね。これらの要因で店舗は衰退し、メーカーは起死回生にと、ギャンブル性をドギツくした仕様の機種を次々とリリースしてきましたが、逆に客の離脱に拍車がかかりました」

 こうした負の連鎖に、もはやお手上げ状態か‥‥というタイミングで、この悪循環を強引にぶち破ったのがスマスロ「ミリオンゴッド」なのである。

 先に結論を言うと、この機種の評判はかなり悪い。来店イベントを生業とするライターのK氏(女性)も顔をしかめながら言う。

「ゴッドの悪行は強烈ですね(苦笑)。ゲスト来店日(イベント日)なのにゴッドのシマは全台店側の黒字なんてことは茶飯事。まさに“店側の貯金箱”で、知り合いのディープなお客さんの中には『1カ月で100万円負けた』なんて人もザラですよ」

 もちろん、負ける人がいれば勝つ人もいるのがギャンブル。1日で10万円勝った、20万円儲けたという報告も多々見受けられるが、都内中型チェーンのM店長が設定事情について次のように明かす。

「イベント日にはもちろん高設定を入れています。ですがゴッドの場合は、上(高設定)でも終日出ないことが多発する。設定6でもまったく出ないこともありますからね。平常日は全台設定1なのかって? いえいえ、そんなのお客様に申し訳なくてできません。それに、ある程度出てくれないと、すぐにお客様が離れてしまいますからね」

 ゴッド以外にも、スマスロ「真打 吉宗」(大都技研)など、波の荒い機種が続々と登場しているが“万枚の夢”を見たいのであれば、それなりの覚悟も必要というわけだ。

 とはいえ“超ギャンブルマシン”で勝負した場合、1カ月の小遣いが1日で消えてしまう可能性も十分。何十万円も勝たなくていいので、昔のように楽しみながらお小遣いを増やしたいという人には、まさに今、そうした状況が復活しつつあるという。

「店側ですら予想できなかった台スペックの荒さによる“ゴッド禍”で、ホールはかなりの利益を確保しています。そのぶん、現在はパチンコの『海物語』シリーズ(SANYO)や、パチスロの『ジャグラー』シリーズ(北電子)など、比較的甘いスペックの機種に還元しているんです」(前出・浜田氏)

 その最たる変化は、例年“回収週間”とも呼ばれてきたGWに見られた。5月5日のゾロ目の日を含めて、現在、堅実派ユーザーほど勝ちやすい状況だという。前出・M店長が内部事情を話す。

「今や『GOGO!ランプ』にちなんだ5のつく日にジャグラーが甘い(高設定台が多い)というのは、どこの店舗でも定着しています。それゆえ、5月5日はジャグラー大感謝祭と言えるレベルの大イベントとなっています。ウチも今年は一列全台設定6の区画を含む全台456でした。現在、店側は客離れを最も恐れていますから、どこのホールさんもイベント日は、ちゃんと“可視化”できるぐらい甘くすることが多いと思いますよ」

 この号が発売されて以降、次のゾロ目のビッグイベントは7月7日となる。

「ええ、ご期待に添えると思いますよ。パチンコなら海系や『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ(ビスティ)といった人気が根強い機種はアケますし、パチスロで一番の狙い目はジャグラーです。中でも機械割が高いマイジャグラーVがおいしい。逆にゴッドをはじめとする激荒な機種は、設定どおりに動いてくれないので避けたほうが無難です」(前出・M店長)

 マイジャグラーVは、設定6の機械割が他のシリーズよりも高くなっており「勝ちやすい」と言われているが、

「業界関係者の立場から言わせてもらえば、いちばん出玉率として甘いのはジャグラーガールズSSで、反対にいちばん辛いのはミスタージャグラーです。ただ、高設定域は確かにマイジャグラーVがいちばん出る印象ですね」(前出・M店長)

 安定した勝ちを狙うならジャグラーガールズSS。大勝ちを期待するならマイジャグラーの設定6狙いというわけだ。

 スマスロの爆裂機の登場により、様変わりを見せているパチンコ&パチスロ店。最後に前出・浜田氏が7月7日以外の平常日の立ち回り方について、こうアドバイスを送る。

「パチンコもパチスロも狙いは比較的出玉の安定したノーマル機種。目安は普段から常連さんに愛されているシマですね。ここが還元対象になりやすいと考えて立ち回りましょう」

 破壊力のある機種は魅力的ではあるが、賢く立ち回って勝率アップを図ろう。

配信元: アサ芸プラス

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