もしタイ旅行に行くのであれば、ハジャイからバンコク、もしくはバンコクからハジャイまでの寝台列車の旅を強く推奨しますよ。安価で、絶景で、快適で、ノスタルジーを感じられる旅が体験できます。
ハジャイ~バンコクの寝台列車はいいぞ
この地域を旅するならば本来のおすすめルートは「シンガポール~クアラルンプール~イポー~ハジャイ~バンコク」ですが、今回は「ハジャイ~バンコク」の寝台列車に特化してお伝えします。
ハジャイはハートヤイとも呼ばれているタイの地方都市で、マレーシア国境も近いです。
ハジャイ駅の周辺、雰囲気としては、まだ活気があった昭和の地方都市の駅前みたいな感じ。
駅の近くにはセブンイレブンがあります。
ご飯やドリンク、オツマミを調達することも可能。
なんか駅は立派な感じです。
お城っぽいデザイン。
ただ立派なだけではありません。
ハジャイ駅、実はホテルも併設しているのです。
東京駅にホテルがあることと同じですね。
城っぽいのはホテルだったのです。
駅はけっこう広々としていて清潔。
改札はないので出入りは自由です。
売店があるので、そこでお菓子など買えます。
個人的にはティシュやウェットティシュの購入をオススメします。
列車内のトイレで使うと便利です。
乗車券や寝台券などは事前にインターネットで買いました。
筆者は、念のためプリントアウトして見せて乗りましたよ。
車両は、なかなかの昭和っぷり。
昭和時代の寝台列車を彷彿とさせる雰囲気です。
そういえば、シベリア鉄道もこのような感じでした。
筆者は寝台列車の個室を予約。
けっこう狭い個室ですが、なかなか快適。
逆に、この狭さが落ち着きますし、ワクワクするし、贅沢感あります。
水もあるし、洗面台もあります。
コンセントもありますよ。
マットもシーツも枕もあります。
とりあえず座って車窓を眺めれば、旅の疲れも癒えます。
食堂車もありますが、事前に駅弁を用意しておくと最高ですね。
ちなみにテーブルもあります。
お弁当屋ドリンク、小物を置くくらいはできますね。
筆者の13型ノートパソコンを置いたら、ギリギリでした。
マウスを使用する人は、なかなか窮屈です。
ちなみに、室内にはコンセントはありますが、入り口付近にしかありません。
なので、テーブルでノートパソコンやスマホを使うのであれば、けっこう難儀。
延長コードを使用すると便利です。
大容量のモバイルバッテリーをコンセントで充電。
満タンになったら、そのモバイルバッテリーでパソコンに給電するという手を使いました。
延長コード持ってくればよかった……。
ちなみに、列車内での充電問題は乗客にとって深刻なようで……。
ほかの乗客は、巨大な電源タップを持ち込んで、みんなでシェアしながら充電していましたよ。
賢い、賢すぎる!
何度も乗らないと到達しない発想ですね。
トイレは和式というか、昔ながらのタイ式です。
使い終えたら水を流し、自分も水で洗います。
良かった、ティシュを買っておいて!
個人的に寝台列車の旅は複数のティッシュは必須だと思います。
個室で弁当を食べるのも楽しいです。
でも、せっかくなので食堂車でも食事したいところ。
この寝台列車の食堂車は超ノスタルジー。
照明も、客席も、配線も、何もかもがエモーショナル。
そしてメニューも豊富。
うまい、しっかり、うまい。
スープもあるし、ドリンクも飲めるし、なにより食堂車のタイ料理、感動的にうまい。
きっと、雰囲気補正もあると思います。
この体験、プライスレス。
部屋に戻ると、シーツが敷かれていました。
よし、寝るか。
寝ながら、車窓を眺めるのも贅沢な楽しみ方。
夜だからわかりにくいけど、きっと外は熱帯系の植物の森。
ワクワクしかしない。
ワクワクしかない。
朝です。
車内販売で、コーヒー売りのおばちゃんからコーヒーを買いました。
そして、マレーシアで買ったビリヤニ弁当を食べましたよ。
なんか、穏やかな朝です。
でも、寝台列車の明後日、複雑な気持ちになりませんか?
これから一日が始まるというのに、この寝台列車の旅は終わる。
なんか心がふたつある。
そしてバンコクに到着。
夜18時にハジャイを出て、朝9時ぐらいにバンコク到着。
だいたい15時間くらいの寝台列車の旅でした。
なかなかの長時間、寝台列車を楽しめます。
最高すぎます。
……これは余談ですが。
テーブルが傾いていたので、パソコンのキーボードが打ちにくかったです。
なので、ペットボトルをテーブルと足の間に置いて、バランスを取りました。
こういうトラブル(?)も、思い出としては良いものですね。
もしこの区間の乗車券を購入したいのであれば、可能な限り早く予約しましょう。
運賃は1人6000~9000円なので格安ですし、個室はとても人気なので、すぐに売り切れます。
たとえ完売していても、キャンセルもよく発生するので、キャンセル狙いで予約サイトをチェックしまくるのもありです。
タイの寝台列車旅はいいぞ!
(執筆者: クドウ秘境メシ)
