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ミセスが最優秀アーティスト賞連覇「感無量」アーティストたちが一夜限りのパフォーマンス<MUSIC AWARDS JAPAN 2026>

ミセスが最優秀アーティスト賞連覇「感無量」アーティストたちが一夜限りのパフォーマンス<MUSIC AWARDS JAPAN 2026>

Mrs. GREEN APPLEが2年連続で最優秀アーティスト賞を受賞した
Mrs. GREEN APPLEが2年連続で最優秀アーティスト賞を受賞した / 撮影:永田正雄

国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」のGrand Ceremonyが、6月13日に都内で開催され、「最優秀楽曲賞」「最優秀アーティスト賞」など主要6部門を含む12部門の受賞者・受賞作品が発表された。また、トップアーティストたちのパフォーマンスで“日本の音楽シーンの今”を凝縮した。

■サカナクション「怪獣」で華々しく開幕

Grand Ceremonyは2年連続で俳優の菅田将暉がMCを務め、サカナクションの「怪獣」のパフォーマンスで開幕。最優秀アルバム賞には藤井風の『Prema』が選出された。前年の『LOVE ALL SERVE ALL』に続き、2年連続での同賞受賞で、藤井は「神に感謝。そしてこのアルバムを愛してくださった皆さまの中にいる神様に感謝します」と、リスナーに感謝の意を表した。

HANAは「NON STOP」と「ROSE」の2曲を披露し、パワフルなパフォーマンスで会場を魅了。多くのグループがノミネートした最優秀ガールズアイドルカルチャーアーティスト賞には、新たな「KAWAII」アイドル像を表現してきたFRUITS ZIPPERが選ばれた。

メンバーを代表し、真中まなが「今回このようなすてきなステージに立たせていただけること、この賞を頂けたことは、応援してくださっている皆さま、音楽関係者の皆さまのおかげだと本当に思っております。日々応援してくださっているファンの、ふるっぱー(ファンの総称)の皆さんのことが大好きです。本当にありがとうございます」と謝辞を述べ、客席からも温かい拍手が送られた。

続くスペシャルパフォーマンスは、米津玄師が「IRIS OUT」を披露。会場の外で、多数のダンサーをバックに従えて登場し、サメに乗って熱唱していく。夜空をバックにレッドカーペットとダンサーの紅白衣装、そして花火の色彩が鮮烈な中でサメに乗って歌う米津という、このアワードでしか見られないゴージャスなライブを見せた。

■サカナクション・山口一郎「やったぁ!」

最優秀ニュー・アーティスト賞に選ばれたのは、2025年1月のデビューからガールクラッシュなアーティスト像を体現してきたHANA。代表して、CHIKAは「誰かの生きる意味になりたいと思いながら歌ってきました。このような賞を頂いて本当に光栄です。本当にありがとうございます」と語り、デビューからの日々をかみ締めた。

4組目のスペシャルパフォーマンスアーティストは、白い衣装をまとったMISAMO。ラグタイム調でジャジーな「Confetti」をダンサーと共に軽やかに踊り、ステージをエレガントな空気に染めた。

第1部最後のアワード発表になる最優秀ロック楽曲賞にはサカナクションの「怪獣」が選ばれ、登壇した山口一郎は謝辞の中で「この賞を頂けて感無量です…やったぁ!」と喜びをあらわに。

スペシャルパフォーマンスは東京スカパラダイスオーケストラの「ルパン三世のテーマ‘78」で始まり、そのままLiSAの「紅蓮華」、10-FEET・TAKUMAの「第ゼロ感」と、トップアーティストたちとコラボしていく。アイナ・ジ・エンドは赤い衣装で「革命道中- On The Way」を披露した。

最後は、スカパラの「Paradise Has NO BORDER」で締めてインターミッションへ。アーティストたちの共演に、菅田に感想を聞かれたアンバサダーの中島健人も「日本の音楽って最高なんだなって」と圧倒されていた。
サカナクション
サカナクション / 撮影:永田正雄


■止まらぬ勢い…M!LKが合計5部門を受賞

第2部はMrs. GREEN APPLEの「クスシキ」のパフォーマンスで始まった。京都・平安神宮を舞台にパフォーマンスする映像から、会場での生パフォーマンスとサプライズ続きの演出で意表を突く。最優秀ミュージック・ビデオ作品賞にはサカナクションの「怪獣」が選ばれ、田中裕介ディレクターがサカナクションのメンバーと共に登壇し、謝辞を述べた。

そして、最優秀ボーイズアイドルカルチャーアーティストには、ここまでで既に4部門を受賞し、旋風止まらぬM!LKが選出された。

受賞の瞬間、メンバーは全員で立ち上がって驚きと喜びを受け止めつつ、周囲に礼。山中柔太朗は「信じられない気持ちでいっぱいです。この場を設けてくれた関係者の皆さま、スタッフの皆さま、み!るきーず(ファンの総称)と、M!LKに関わってくれた全ての皆さまに感謝を申し上げます。アイドルという職業は本当に素晴らしいもので、たくさんの人と平和にする力があると思います。これからも日本中を元気にしていこうと思います」と決意を述べ、5人で肩を組んで興奮を分かち合った。

続くパフォーマンスは羊文学が「Dogs」を披露し、この後のアワードでも「声」で最優秀オルタナティブ楽曲賞を受賞。登壇した塩塚モエカは「オルタナティブとは一体何なのか、羊文学の音楽が何なのか、分からないまま反抗心で頑張ってきましたが、スタッフの皆さま、関わってくださった全ての皆さんに感謝しています。ありがとうございます」と素直な気持ちを語った。

この間に最優秀アジア楽曲賞(HUNTR/X「Golden」)や、時代を超えて愛されたアーティストに贈られる「MAJ Timeless Echo」(山下達郎)も発表され、パフォーマンスタイムには英国アーティストのSam Smithが「My Guy」を日本初披露。MAJ Timeless Echoに選ばれた山下からのメッセージも到着し、長年のファンへの感謝が伝えられた。

■最優秀アーティスト賞は2年連続でミセス

終盤、FRUITS ZIPPERとM!LKによるパフォーマンスタイムは、まずFRUITS ZIPPERが黒と白のモノトーン衣装で「わたしの一番かわいいところ」を特別バージョンで歌い上げる。シンガーとしての力を見せつつ、最後は横一列でポーズを決めて彼女たちらしい幸福感もしっかりこのステージで伝えた。受賞の興奮冷めやらぬM!LKは「好きすぎて滅」を、大人びた色気も込めて全力でパフォーマンスした。

最優秀楽曲賞にはサカナクション「怪獣」が選ばれ、これでサカナクション関連はMAJで合計8部門受賞する快挙を達成。山口は「3年前に活動休止しました。僕がうつ病になりましたが、その間皆さんに支えられて復活しました。休業明けから、最初に書いたのがこの曲でした。その曲が評価を頂いて、『まだまだやれるな』と勇気を頂きました。ありがとうございます」と、この曲にかけた思いを振り返った。

パフォーマンスステージのトリは藤井が務め、最優秀アルバム賞のタイトルトラック「Prema」を披露。全編英語のこの曲をバンド演奏をバックに歌い、終盤には自らのピアノ演奏でも観客を魅了した。

全78部門の最後を飾る最優秀アーティスト賞には、Mrs. GREEN APPLEが選ばれ、2025年に続いての連覇を達成。大森元貴は「本当にうれしく思います。最近我々はバラエティーを始めたり、いろんなお仕事を頂けるようになって、たくさんの人に楽しんでもらいたくてやってきました。でもやはり原点は16歳のときに初めて組んだこのバンドです。それからみんなと一緒に続けてきて、その日々がミセスの曲になっています。報われました。ありがとうございました」と、あらためて音楽への思いをにじませた。

授賞式後に行われた囲み取材でも、大森は「うれしいです。感無量です」と率直な感想を述べ、「ここから先もより頑張っていきたいし、ちょうど今はアルバム制作の真っただ中で、明日も我々はレコーディングですので(笑)。粛々と曲を制作していけたらというのは変わらず思っています」と決して浮かれることなく、しっかりと前を見据えていた。

「世界とつながり、音楽の未来を灯す」をコンセプトとした「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)」は、国内の音楽業界における主要5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が垣根を越えて設立した一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)による、音楽人約5000人が選ぶ国内最大規模の国際音楽賞。第2回開催となる2026年は、中島健人と畑芽育がアンバサダーを務めた。

なお、Leminoでは「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」Premiere Ceremony・Grand Ceremonyのライブ配信映像を7月に配信予定。

藤井風
藤井風 / 撮影:永田正雄

■Grand Ceremonyで発表された部門の受賞者・受賞作品

<最優秀アルバム賞>
Prema / 藤井風

<Best Global Hit from Japan>
HYPNOTIZE / XG

<最優秀ガールズアイドルカルチャーアーティスト賞(グループ/ソロ)>
FRUITS ZIPPER

<最優秀ニュー・アーティスト賞>
HANA

<最優秀ロック楽曲賞>
怪獣 / サカナクション

<最優秀ミュージックビデオ作品賞>
サカナクション「怪獣」 / MV Director:田中裕介

<最優秀ボーイズアイドルカルチャーアーティスト賞(グループ/ソロ)>
M!LK

<最優秀アジア楽曲賞>
【South Korea】Golden / HUNTR/X

<MAJ Timeless Echo>
山下達郎

<最優秀オルタナティブ楽曲賞>
声 / 羊文学

<最優秀楽曲賞>
怪獣 / サカナクション

<最優秀アーティスト賞>
Mrs. GREEN APPLE

HANA
HANA / 撮影:永田正雄

■パフォーマンスステージ セットリスト

<第1部>

サカナクション「怪獣」
HANA「NON STOP」「ROSE」
米津玄師「IRIS OUT」
MISAMO「Confetti」
東京スカパラダイスオーケストラ「ルパン三世のテーマ‘78」
東京スカパラダイスオーケストラ×LiSA「紅蓮華」
東京スカパラダイスオーケストラ×TAKUMA(10-FEET)「第ゼロ感」
東京スカパラダイスオーケストラ×アイナ・ジ・エンド「革命道中- On The Way」
東京スカパラダイスオーケストラ「Paradise Has NO BORDER」

<第2部>

Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」
羊文学「Dogs」
Sam Smith「My Guy」
FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」
M!LK「好きすぎて滅」
藤井風「Prema」

◆取材・文=大宮高史


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