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「あまりにも高額...」チケット代は14万円、W杯の“ブルジョア化”を英メディア批判「一般ファンの手が届かないものに」

「あまりにも高額...」チケット代は14万円、W杯の“ブルジョア化”を英メディア批判「一般ファンの手が届かないものに」

アメリカ、メキシコ、カナダの3か国で共催されている北中米ワールドカップ(W杯)がチケット価格を巡り、「高すぎる」と海外で議論が巻き起こっている。

 現地6月14日(日本時間15日)、英メディア『HITC』は「スコットランドのファンはMLB観戦の25倍の費用を払ってW杯を観戦した」と題した記事を掲載。ボストン・スタジアムで行なわれたグループCのスコットランド対ハイチ戦のチケット価格に注目した。

 同メディアは、スコットランドが7大会ぶり9回目のW杯出場を果たした一方で、「久々のW杯出場は、本来なら多くのファンが楽しめる夢の舞台となるはずだったが、現実には高額なチケット代によって観戦を断念せざるを得ないファンも少なくなかった」と伝えた。

 そのチケット価格については、「最安値は979ドル(約14万円)にも達した」と紹介し、「これはチケット代だけの話だ。航空券や宿泊費、食事代、ボストン市内での移動費、スタジアムへの交通費などを含めれば、出費はさらに膨らむだろう」と続けた。
  また「ボストン・レッドソックスの試合なら、立ち見席で約38ドル(約6100円)から観戦可能だ」と記し、同地区内にあるMLBのチケット価格と比較した。

 そのうえで、「つまり、W杯ハイチ対スコットランド戦の最安チケットは、レッドソックス戦の約25倍もの価格だった」と指摘。「もちろん、MLBのレギュラーシーズンとW杯を同列に比較することはできないし、両者のチケット価格が同じであるべきだと主張する人もいない。だが、問題はそこではない」と綴り、次のように主張した。

「本来ファンのためにあるはずのW杯が、一般のサポーターから遠い存在になっている。サッカー界最大の祭典は特別なものであるべきだが、手の届かないイベントになってはいけない」

 最後に同メディアは、「W杯はサッカー界最大の祭典であるはずだ。しかし、現地でその熱狂を味わうための費用は、あまりにも高額になってしまっている」と嘆く。「その出費に見合う価値を感じさせてくれるようなプレーを選手たちが見せてくれるはずだ。なぜなら、そのぐらい現在の高すぎるチケットの価格設定ではファンに大きな負担をかけすぎてしまっているからだ」と結んだ。

 サッカー界最大の祭典として世界中のファンを魅了するW杯。その裏で、出場国増加や開催国の拡大に伴う現地観戦にかかる費用を巡る議論は、今後も続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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