交流戦を終え、再びセ・リーグの激しいペナントレースを戦うDeNAが16日、巻き返しの起爆剤となる新外国人選手2人の獲得を同時に発表した。
現在、DeNAは借金10と苦しい戦いを強いられている。この停滞したチーム状況を打破し、再び上位を狙う救世主として白羽の矢が立ったのが、オスバルド・ビド投手とヘラル・エンカーナシオン外野手。ビドは背番号42、エンカーナシオンは69を背負い、横浜の地で新たな戦いに挑む。
☆“長身右腕”オスバルド・ビド
今季獲得した外国人投手が離脱で底上げが急務となっている投手陣に、頼れる右腕が加わった。ドミニカ共和国出身のオスバルド・ビドは、190cmの長身から投げ下ろすボールが魅力の30歳右腕。 メジャーリーグの舞台で4シーズンにわたり計69試合に登板 。11勝13敗2セーブ1ホールド、防御率5.17という数字を残してきた。今シーズンもホワイトソックスのメジャーの舞台でマウンドに上がっている点も心強い。
DeNAでは先発ローテーションを担う役割を期待されているビドは「長いイニングを投げるというのが一番の強み。先発した時には全勝して、4位からの逆転劇を果たすことが自分の役割」と並々ならぬ決意を表明。
朝から本拠地の横浜スタジアムでチームメイト数人と交流し「温かく迎えてくれた。本当にみんな優しくて、ファミリーみたいな感じだなというイメージを持ちました」と嬉しそうに語った。
トレードマークであるドレッドヘアについても、「自分自身これが本当にかっこいいと思っているので、できるだけ伸ばしてこのスタイルを維持したい」と笑顔を見せた。
マウンド上でのウイニングショットには「スイーパー、チェンジアップとかが自分の武器かな。真っ直ぐも強いです」としながらも「相手の情報になってしまうので、ここまでで」と真剣な表情に。早くも本番モードに突入していた。
☆“大砲”ヘラル・エンカーナシオン
一方、打線の爆発力を呼び戻すピースとして期待されるのが、同じくドミニカ共和国出身のヘラル・エンカーナシオン。193cm、113kgの体躯を誇る大型外野手は、メジャーで4シーズンで64試合に出場し、47安打、7本塁打、40打点、打率.211をマークしている。最大の魅力は、圧倒的な長打力で2024年には、メキシカンリーグでわずか28試合の出場ながら 、19本塁打、36打点、打率.368という驚異的なバッティングを披露。移籍したジャイアンツ傘下3Aでも33試合で10本塁打を放つなど、得点力不足に泣くチームにうってつけの補強となる。
エンカーナシオン本人も「自分の強みは長打力。2塁打、3塁打、そしてホームランというところに注目してほしい。打点にもフォーカスしたい」と球団の期待を熟知。「自分が来てチームの勢いが上がり、優勝までを目指していきたい」と意気込んだ。
また日本語で挨拶するなど、早くも親日家の一面も披露。「名前をど忘れしてしまったのですが、6年前にマーリンズで日本人選手と一緒だったのでその時からです」と日本への興味は長いと告白し「ショーン・レイノルズとは元チームメイト。(ハンセル)マルセリーノとはドミニカンリーグで対戦したことがあります」と横浜にも縁が深いと笑顔を見せた。
☆球団社長もウィークポイントの穴埋めに自信
木村洋太代表取締役社長兼チーム統括本部長は、今回の緊急補強の意図を明確に語った 。「チームはここまで交流戦が終わったところで苦しい形になってしまっています。かねてからの課題であった先発投手力の補強という点と、ここに来て特に打線の方から長打が欠如しているという点の中で、2人の選手に加入してもらいました。ここからの巻き返しに向けて、2人の力に期待したいです」と、投打の泣きどころを埋める救世主への期待は計り知れない 。
投打の軸となり得る新外国人選手の加入。「大きくて綺麗」2人が声を揃える横浜スタジアムで、背番号42の剛腕が吠え、背番号69の打球が夜空に消えていく。ベイスターズの真の逆襲劇が幕を開ける。
取材・文●萩原孝弘
【記事】イコラブがハマスタ降臨! 見事な“ノーバウンド投球”を披露した瀧脇笙古「より今年も日本一、リーグ優勝をするぞって気持ちになっています」とベイスターズ愛を炸裂
【画像】ハマスタに降り立ったAKB48! 千葉さんの投球を見守ったメンバー
【画像】齋藤飛鳥、山下美月、松井玲奈、山本彩…プロ野球始球式を可憐に彩ったAKB48、乃木坂46、日向坂46、NMB48の新旧メンバーを一挙紹介!

