サッカーの日本代表は現地6月14日、初戦でオランダ代表と激突し、2-2の引き分けで勝点1を獲得した。試合後、新主将となった板倉滉が背番号6のユニホームを高々と掲げる姿がスポーツファンの“既視感”を呼んでいる。
日本は前半をスコアレスで折り返すと、50分にオランダに先制されるが、その7分後に中村敬斗がチーム大会1号ゴールを決めてすぐさま同点に追いつく。その後、再びオランダにリードされるが、終了間際の88分に途中出場の小川航基のヘディングが鎌田大地に当たりネットに吸い込まれた。
W杯準優勝3度の強豪に2度のリードを許すも、驚異的な粘り強さで貴重な1ポイントを掴み取った森保ジャパン。日本ベンチには左足の怪我で代表チームを離れた遠藤航のユニホームが掲げられ、無念の離脱をして代表引退を表明した前主将の思いも背負って戦っていた。
この場面には、サッカーファンを中心に「泣いてしまう...サムライブルーの絆を感じる」「板倉、ロッカールームでの挨拶で泣いてたもんな」「日本の強さと団結力、諦めない心は本当に格好いい!」「背番号だけじゃなくて、想いまでちゃんと受け継がれてる感じがしていいね」など、大きな感動を集めた。
それだけではない。スポーツファンの間では、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を優勝したときの侍ジャパンに「雰囲気が似ている」という指摘があり、「ベンチにユニホームが掲げられていると一緒に戦っている感じがする」「ひょっとすると優勝までいっちゃう?!」「板倉が遠藤のユニ持ってるとこ、どこかで見たことあると思ったら23年のWBCだわ」といったコメントもあった。
23年の第5回WBCで野球の侍ジャパンは代表に選出されていた鈴木誠也(シカゴ・カブス)が合流前に右脇腹を痛め出場を辞退。さらに日本が準々決勝進出を決めた直後、抑えとして期待していた栗林良吏が腰の張りを訴え、登板のないまま無念の途中離脱をした。その両選手の想いを引き継いだ侍ジャパンは団結を強め決勝まで進出。強敵アメリカを撃破した。
試合後の優勝セレモニーでは、村上宗隆(現シカゴ・ホワイトソックス)がメダル授与された際に負傷離脱した鈴木の51番を、大勢が栗林の20番のユニホームをそれぞれ持って優勝メダルを受け取っていた。
仲間の思いを引き継いで戦うサムライブルーの次戦は、日本時間21日にチュニジア代表と対戦。勝てば3大会連続の決勝トーナメント進出に大きく近づく。
構成●THE DIGEST編集部
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