現地6月16日、英国王室の競馬の祭典「ロイヤルアスコット」初日に行われたセントジェームズパレスステークス(G1・芝1590m)は、B.ロックネイン騎乗のボウエコー(牡3・英・G.ボーウィー)が優勝。英2000ギニーでワンツーを決めたグスタードとの再戦を再び制し、デビューから無傷の5連勝でG1・2勝目を飾った。
【レース動画】ボウエコーが無傷の5連勝…セントジェームズパレス英2000ギニーでは約3馬身差をつけていたボウエコーだったが、今回は楽な競馬にはならなかった。レース序盤にポジションを下げる不利がありながらも、残り1ハロンでグスタードと激しい叩き合いを展開。最後は勝負根性を発揮し、ライバルを振り切った。3着にはトークオブニューヨークが入った。
管理するG.ボーウィー調教師は「おそらく初めて本当の接戦を経験しました。こうしたレースをしたことで、さらに良くなると思います」と愛馬の成長を評価。「次走はサセックスステークスを予定しています」と見通しを語った。
「素晴らしい決め手と能力を持った馬」
ロックネイン騎手は「序盤に挟まれて理想より早く動く形になりましたが、最後はこの馬の勝負根性が助けてくれました。素晴らしい決め手と能力を持った馬です」とコメント。「無敗のギニー馬でプレッシャーもありましたが、結果を出せて良かったです」と胸をなで下ろした。
一方、惜しくも2着に敗れたグスタードについて、A.オブライエン調教師は「あと少しだけゴールが遠ければ、という内容でした。最後まで一完歩ごとに差を詰めていましたし、馬が成長していることを確認できました」と前向きに振り返った。
◇ロイヤルアスコット開催とは
英国王室が主催する競馬の祭典。毎年6月第3週にアスコット競馬場で開催され、世界各国のトップホースが集う。欧州競馬を代表するイベントのひとつとして知られている。

