
本木雅弘が主演を務める映画「黒牢城」が6月19日(金)に公開。公開に先立ち、新たな特別映像とビジュアルが解禁された。
■戦国系心理ミステリー「黒牢城」あらすじ
本作は、「第166回直木賞」と「第12回山田風太郎賞」をW受賞し、「このミステリーがすごい!」第1位をはじめ、史上初4大ミステリー大賞(「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「2022本格ミステリ・ベスト10」)を制覇した、米澤穂信の同名小説が原作。
荒木村重(本木)は暴虐な織田信長(坂東新悟)のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。
そんな時、城内である少年が殺される事件が発生。その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内にいる家臣や身内の誰か。城外は敵軍、城内には裏切り者。誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋にとらわれた危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田将暉)と共に謎の解決に挑む。さまざまな登場人物たちの思惑が飛び交う、戦国系心理ミステリー作品となっている。

■本木雅弘“荒木村重”VS菅田将暉“黒田官兵衛”の迫力の舌戦
公開された特別映像には、城内で巻き起こる“怪事件”の謎を追い、混乱と葛藤、そして狂気へと加速していく村重と、地下牢に幽閉された敵方の天才軍師・官兵衛による手に汗握るせりふの応酬が収められている。
檻の格子越しに、言葉巧みに村重の深層心理をもてあそぶ官兵衛。官兵衛に激高し、刀を振りかざす村重。一触即発の空気が映像を支配する中、官兵衛は静かに問いかける。「村重殿は、何をそれほど恐れておられるのか」。
黒沢清監督がこだわるサスペンスフルなカメラワークのもと、本音と建前が入り混じり互いの腹の内が見え隠れする緊迫の本映像。本木と菅田が対峙するシーンは、ほぼ全てがスタジオ内に作られた、地面に本物の土が敷き詰められた「黒牢城」のセットの中で行われた。膨大な量のせりふ、一切の妥協も許されない張り詰めた緊張感が漂う中、2人が壮絶な“舌戦”を魅せる。
あわせて解禁された特別ビジュアルでは、薄暗い地下牢を背景に、村重と官兵衛が“超至近距離”で向かい合う横顔が切り取られている。
次第に疑心暗鬼に陥り、城内にうごめく陰謀とさまざまな人物の思惑に苦悩する村重が放つ、鋭くもどこか哀愁を帯びた眼光。一方、暗闇に幽閉されながらも、その明晰な頭脳で村重の心理を冷徹に見透かすような官兵衛のまなざし。
2人の“異才”が放つすさまじいオーラが火花を散らし、中央に刻まれた「『心』を読め」というキャッチコピーの通り、劇中で繰り広げられる“極限の心理戦”の幕開けを予感させる。


