
「彼らの分の責任」26歳DFが”盟友のW杯弾”に重ねた思い「夢を与えないといけない」
6月14日(日本時間15日)に行なわれたオランダ戦、0−1で迎えた57、に同点弾を蹴り込んだのは中村敬斗だった。左サイドの深い位置で久保建英からパスを受けると、右足を一閃。日本代表の今大会初ゴールを決めた。
中村とアンダー世代の代表でもともに戦ってきたDF瀬古歩夢(26歳)は、この同点弾に特別な思いを抱いていた。
「嬉しいですね。今まで10年来、アンダーの頃から一緒にやってきた選手がこうした舞台で結果を出してくれるのは。自分にとってもすごく刺激になりましたし、また頑張ろうと思えました」
瀬古曰く「打つのは分かっていた」。
「もう“打つよ”と言っているようなものだったので。自分たちはもう分かってたので。それがゴールになって非常にうれしかったです」
世代別代表からA代表にたどり着くのは簡単なことではない。しかも、ワールドカップのメンバーに選ばれるのはほんのひと握りだ。
「アンダー世代で一緒にやってきた選手の中にはここに来られなかった人たちもいます。彼らの分の責任はここで自分たちが示さないといけないですし、今、アンダー世代で頑張っている子たちに夢を与えないといけない」
その点でも中村のゴールは特別だった。10年来の仲間の一撃は、瀬古自身の闘志にも新たな火をつけていた。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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