中華料理はウマイ。
特に四川省成都の中華料理は、日本人の好みに合うのではないか。
成都というと麻婆豆腐発祥の地として知られているが、麺類も凄まじくウマイ。
シンプルに肉味噌と細麺だけで食べる炸醤麺。
甘かったり、辛かったり、しょっぱかったり、うまい。
ガッツリと大量の唐辛子油で食べる麻辣牛肉刀削麺。
出汁というより唐辛子油と香菜、ゴマの「そのままの味」を楽しむ。
これが「出汁欲しいな」と思いながらもハマっていく。
うまい、うますぎる。
牛っぽさ全開の排骨面。
しょっぱみ強めでありながら、すっきりとした汁が実にうまい。
なんたろう、こういう、最初は苦手に思えるけど、気がつけば大好物になっている。
うまい、うますぎる。
そこで秋葉原「雲林坊」(東京都千代田区神田須田町2-12)。
ここ、本場成都の担担麵が食べられるらしい。
前回は「汁あり担担麺」を食べたが、美味かった。
シビレの強さに成都っぽさあり。
では、汁なし担担麺はうまいのか?
本当に成都の味なのか?
実際に食べてみることにした。
まずビジュアル。
かなり上品。
成都の大衆食堂の汁なし担担麺より、はるかに上品なビジュアル。
肉を追加して、より肉が多い状態に仕上げた。
麺にも負けない肉の存在感が汁なし担担麺の良さだったりする。
ちなみに、成都では具が極端に少ない「ほぼ麺」な担担麺もある。
それもまたよし。
よくかき混ぜて食べた結果……。
うまい、しっかりとうまい。
辛さを強めに、シビレを最大レベルにしてもらったが、それが良かった。
その味の評価だが、かなり、旨味を強く感じる。
成都の担担麺は、旨味より調味料の存在感でゴリ押しする良さがある。
たとえると「うどんに醤油だけ」のような良さだ。
麺の油分が多く感じたのも、成都とは少し違うかなと感じた。
いや、ダメということではない。
個性という意味でなんら問題ないし、おいしい。
この店の担担麺は、旨味もしっかり感じられる上品なもの。
日本人が好きなテイストに仕上げてあると感じた。
……が、実際に食べたことがある皆さんはどうお思いだろうか。
おそらくだが、成都のそのままの味を作るよりも、日本的にアレンジしたほうが絶対にウケは良い。
なので雲林坊の担担麺は何一つ間違いではない。
本場成都の担担麺を独自の技術とセンスで日本人向けに仕上げたもの。
そう感じたのであった。
うまい! ごちそうさまでした!
<お店の詳細>
店名: 雲林坊
住所: 東京都千代田区神田須田町2-12
(執筆者: クドウ秘境メシ)
