9月25日から27日にロンドンの「O2アリーナ」で開催される男子テニス団体戦「レーバー・カップ」の追加出場選手が発表され、フラビオ・コボッリ(イタリア/現世界ランキング10位)、ヤクブ・メンシク(チェコ/同16位)、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同11位)の参戦が決定した。
欧州選抜(チーム・ヨーロッパ)に加わるコボッリとメンシクは、共に全仏オープンで躍進。コボッリは四大大会で初の決勝進出を果たし、トップ10入りも初めて達成した。昨年のレーバー杯でデビューしており、2年連続の出場となる。
コボッリは選出に際し、次のように喜びを語った。
「レーバー・カップは、私たちのスポーツにおいて最もエキサイティングな大会の1つです。昨年その一部になれたことは信じられないような経験でしたし、今年も出場することが私の目標でした」
一方、20歳のメンシクは全仏で準決勝に進出。チェコ男子として史上最年少で四大大会4強入りを果たした。2017年に故郷プラハで開催された第1回レーバー杯を家族と観戦した経験を持つ彼は、昨年に続く2度目の選出に喜びを示した。
「レーバー・カップは常に私にとって特別なものでした。第1回大会にはファンとして家族と一緒に行きました。だから、今こうして2度目のチーム・ヨーロッパの一員になれるなんて信じられません」
欧州選抜のヤニック・ノア監督は、2人が昨年もチームに加わっていたことに触れ、「チームとして戦うために必要なことを理解している強力な中核になる」と期待を寄せた。すでに発表されたカルロス・アルカラス(スペイン/同2位)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)と共に戦うことになる。
一方、世界選抜(チーム・ワールド)にはブブリクが初選出。昨季はクレー、芝、ハードコートの全てでタイトルを獲得している。
「私はずっとレーバー・カップに憧れ、敬愛し、毎年見てきました。この大会は私たちのスポーツに数多くの素晴らしい思い出を作ってくれましたし、選出されたことは名誉です」
世界選抜を率いるアンドレ・アガシ監督もその才能を高く評価する。
「アレクサンダーは、テニス界で最も才能に恵まれ、予測不可能な選手の1人です。他の選手なら試みることすらないようなショットが打てて、試合の流れを一瞬にして変えることができます。あらゆるサーフェスで成功を収めていることは、彼のプレーの質と多才さを物語っています」
なお、ベン・シェルトン(アメリカ/同5位)、テイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)、アレックス・デミノー(オーストラリア/同6位)の出場がすでに発表されている。
17年創設のレーバー杯は、欧州選抜と世界選抜が争う団体戦で、普段はライバル同士のトップ選手たちがチームメイトとなってプレー。通算成績では欧州選抜が5勝3敗とリードするが、直近4大会では世界選抜が3度優勝しており、今年も激しい戦いが期待される。なお、会場の「O2アリーナ」は、22年にロジャー・フェデラーが現役最後の試合を戦った舞台でもある。両チームの残る2枠ずつは今後数週間以内に発表される予定だ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】コボッリ、メンシクら「全仏オープン2026」で躍動した男子トップ選手たちの厳選フォト!
【関連記事】世界3位ズベレフが全仏オープンを制し悲願の四大大会初優勝!「ようやくハッピーエンドを迎えることができた」<SMASH>
【関連記事】レーバー・カップは世界選抜が王座奪還! 新キャプテンのアガシは「人生で最も記憶に残る瞬間」と歓喜<SMASH>

