ロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノーの復帰時期が、さらに不透明な状況となっている。現地6月16日、ドジャースの地元メディア『Dodger Blue』が報じた。
今季ここまで7試合に登板し、3勝0敗、防御率2.72、WHIP0.83と抜群の成績を残していた右腕は、5月6日のヒューストン・アストロズ戦で、2回の投球練習中に腰の痙攣(けいれん)を訴えて降板。8日に15日間の負傷者リスト(IL)に入りし、6月6日には60日間のILへと移行していた。
当初は軽症とみられていたものの、離脱は長期化している。同メディアによると、グラスノーは5月中旬に投球練習を中断して以降、約1か月が経過した現在も投球を再開しておらず、野球活動も行なえていないという。
また、デーブ・ロバーツ監督も「グラスノーは何もしていない。ただ現状を維持しているような状態で、実質的に進展はない」と語ったと伝えている。
さらに『Dodger Blue』は「約1か月間もボールを投げていないことを考えると、どのみち早期の復帰は不可能だ。32歳の右腕は通常の春季キャンプのように肩を作り直す必要があり、その後は長期のリハビリ登板に臨むことになるだろう」と報道。早期復帰は難しいとの見方を示している。
一方で、ロバーツ監督は若手投手陣の台頭を前向きに捉えているという。佐々木朗希やエメット・シーハン、ジャスティン・ロブレスキーらに新たな機会が生まれており、指揮官はこれをチームにとっての「数少ない好材料」と評価している。
グラスノーの復帰への道のりは依然として見通せないが、ドジャースは豊富な投手層を生かしながら、その穴を埋める戦いを続けることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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