最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
状況は4年前の2戦目と酷似。不吉なジンクスを払拭したい。チュニジア戦はオランダ戦とまったく違うテーマに向き合うか【W杯】

状況は4年前の2戦目と酷似。不吉なジンクスを払拭したい。チュニジア戦はオランダ戦とまったく違うテーマに向き合うか【W杯】


 北中米W杯の初戦は強敵オランダを相手に2-2のドローに持ち込んだ。翌日に日本代表はベースキャンプ地のナッシュビルに戻ってトレーニングを実施した。

 オランダ戦で左膝を負傷した久保建英(レアル・ソシエダ)は姿を現わさず、状態が懸念されるが、オランダ戦で得点した中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)や鎌田大地(クリスタル・パレス)はリラックスしている様子。サブ組もU-19日本代表との練習試合を行ない、もう一段階ギアを上げて20日の次戦チュニジア戦に向かうことになりそうだ。

 そのチュニジアだが、初戦でスウェーデンに1-5という大敗を喫した。アフリカ予選では無失点の堅守が強みのチームだが、守備陣のミスから開始7分にゴールを割られると、その後もバタバタした展開が続き、終わってみれば5失点だった。

 スウェーデン戦後、サブリ・ラムシ監督が解任され、新たにエルベ・ルナール監督が就任した。

 まだ監督交代が正式に決まっていないタイミングで、長友佑都(FC東京)は「監督が交代してどういうサッカーをしてくるのかがまだ分からないですね」と警戒心を募らせると、キャプテンの板倉滉(アヤックス)も「このタイミングで監督交代というのはやりくさがある。新体制になると『もう1回、ここからやってやるぞ』という雰囲気が出てくるから」とコメント。次戦は一筋縄ではいかない戦いになりそうだ。
 
 日本が初戦で良い戦いを見せ、次の相手が初戦で大敗という展開は、2022年カタールW杯の時と同じ展開だ。ご存じの通り、4年前は日本がドイツに2-1で逆転勝利。コスタリカはスペインに0-7で惨敗した。

 当時のコスタリカは、日本相手に背水の陣で挑んできた、日本は相手の堅守に苦しみ、攻めあぐねた結果、終盤に失点。0-1で敗れた。

「今はシチュエーションがカタールの時に似ているんですよね。だからもう一度、選手ミーティングをした方がいいと滉にも伝えましたけど、もう一度、引き締めないといけないですね」と、過去4度のW杯を知る長友は強い危機感をにじませた。

 チュニジアはスウェーデン戦こそ試合の入りに失敗したものの、もともとは堅守のチーム。日本戦では本来の手堅い守備に立ち返って戦ってくるだろう。そうなると、日本はボールを持たされ、攻めあぐねるという4年前のコスタリカ戦のような展開にならないとも限らない。

 いかにして相手の守備を打開し、ゴールを奪うのか。次戦はオランダ戦とはまったく違ったテーマに向き合うかもしれない。

「自分たちが保持した時に、どういうところを狙っていくかという確認はできています。もちろん相手のシステムによっても変わるとは思いますけど、本当に大事なのは、試合の持っていき方。チームが一つになって、同じ目線でやることが一番大切だと思います」と、4年前のコスタリカ戦に出ていた板倉は、さらなる一体感の醸成の重要性を感じている様子。全員でやることを明確にできれば、同じ轍を踏むことはないはずだ。
 
 実際、相手と駆け引きしながら、隙を突くような形に持ち込めれば、先制点のチャンスは広がる。それは次戦でスタメンの可能性のある鈴木唯人(フライブルク)も言及していた点だ。

「あれだけブロックを作ってきていたら、一人で突っ込んでいったとしても、それはなかなか難しい。昨日のスウェーデンの先制点も、一発の裏のこぼれ球から生まれたので、ズレが生まれる瞬間は試合の中で必ず起こると思う。そういったところのタイミングで、良い顔出しをして、自分の武器を発揮できればいい。それもすべて、状況次第だと思うので。やるべきことをやりたいです」と、まだW杯の舞台に立っていない背番号17はウズウズした様子を見せていた。

 次戦は久保の出場が難しいと目されるため、その分、異なる戦力や組み合わせで攻撃を構築していかなければならない。堂安律(フランクフルト)が右シャドーに入って、菅原由勢(ブレーメン)が右ワイドに陣取り、左シャドーに鈴木唯といった形も十分あり得る。
 
 オランダ戦のように前田大然(セルティック)をスタートからぶつけていくプランも考えられるだけに、森保監督がどんな選択をするか次第で状況は変化するだろう。

 いずれにしても、早いうちに先制点を取れれば理想的。もともと日本代表はW杯2戦目で“分が悪い”傾向がある。その悪いジンクスを払拭することが、大躍進につながる。今はまさに正念場だ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!

【画像】メッシ、エムバペ、ネイマールも! 世界のスター選手はどんなポーズ? FIFA公式ポートレートの厳選ショットを一挙公開!

【記事】「今だったらもっと化け物に」──森保ジャパンでも共存可能? 中田英寿という“終わらない夢”
配信元: SOCCER DIGEST Web

あなたにおすすめ