
実在した「総力戦研究所」と日米開戦への流れを描いた映画「開戦前夜」が7月31日(金)に劇場公開。場面写真が解禁された。
■池松壮亮、仲野太賀らが日本の未来を託された「総力戦研究所」の一員を熱演
1941年4月、真珠湾攻撃の8カ月前。日本中のエリートたちが集められた「総力戦研究所」。彼らー次世代を担う“ベスト&ブライテスト”がデータから導き出したのは、アメリカに対する「圧倒的な敗北」というシミュレーション結果だった。
主演の池松壮亮を筆頭に、仲野太賀、岩田剛典、中村蒼、三浦貴大、國村隼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市といった面々が、歴史の分岐点に立った人物たちの葛藤を表現。当時のエリートたちが抱いた焦燥や無力感を剥き出しの熱演で体現した。

■正論と忖度、理性と情熱の狭間で葛藤する姿が収められた場面写真が解禁
公開されたのは、主人公・宇治田洋一(池松壮亮)をはじめ、「総力戦研究所」のメンバーに抜てきされた次世代を担う若きエリートたちの情熱と葛藤が交差する7点の場面写真。
産業組合中央金庫の調査課長・宇治田は、平和工作で動き回る上司・井川(別所哲也)の推薦で総力戦研究所のメンバーに選抜されるが、満州での両親の死を追う中、憲兵から理不尽な扱いを受けた過去を持つ。妹の小百合(二階堂ふみ)とその娘の初子や弟の二郎(杉田雷鱗)ら家族にも任務の内容を打ち明けず、シミュレーションにも消極的だったが、彼を待っていたのは模擬内閣での総理大臣としての大役だった。
公開された場面写真では、通信社から派遣され模擬内閣の内閣書記官長となった樺島(仲野太賀)や、海軍きっての頭脳とその名を轟かせる海軍大臣に任命された村井(岩田剛典)、企画院総裁の峯岸(三浦貴大)、陸軍大臣に任命された陸軍少佐の高城(中村蒼)など、宇治田と同じく「総力戦研究所」に選抜された若きエリートたちの姿を活写。
必死に訴えかける宇治田の鬼気迫る横顔、そして膨大なデータと緻密なロジックを積み重ね、「日本必敗」という結論を導き出した彼らの“覚悟”が滲む表情。その姿からは、揺るぎない情熱と、厳しい現実を直視した末の深い苦悩が伝わってくる。


