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映画『ライフセーバー!』主演・のせりんインタビュー「悩みがあっても、意外となんとかなる」

映画『ライフセーバー!』主演・のせりんインタビュー「悩みがあっても、意外となんとかなる」

映画『近畿地方のある場所について』(25)も記憶に新しいのせりんさんが、公開中の映画『ライフセーバー!』で映画初主演を飾りました。夢を持てず迷いの中にいた若者が、ライフセーバーという仕事と出会ったことで人生を大きく動かされていく青春群像劇。のせりんさんは「自分は何者なのか」という青春期のもがきを経て成長する主人公を好演しています。

高校在学中にファッションモデルとして活動を始め、自身の進路について悩んだ時期もあったというのせりんさんは、主人公・大友勇輝に共感する瞬間もあったそう。福井県嶺南地方の高浜町・若狭和田ビーチでの撮影時の話をはじめ、さまざまなことについてうかがいました。

●映画初主演、おめでとうございます! 完成した映画を観ていかがでしたか?

ありがとうございます。初めて主演した映画だったので、エンドロールの最初に自分の名前が出てきたり、スクリーンに途切れることなく自分の姿が映っている感じがとても新鮮でした。

●主人公・大友勇輝は就活にまったく身が入らない大学三年生ということで世代も近いので、共感ポイントも多かったのではないでしょうか?

そうですね。就活を全然しないとか、彼の境遇・環境にいろいろと思うところはありました。自分はそもそも大学に行っていないので、高三の進路の時と同じ感覚だったんです。その後、やりたいことが見つかって頑張ってみるという流れ的にも境遇的にも似ているなと思いました。

●のせりんさんも迷いがあったわけですね。

ありました。10代の頃は大学に行くのか、専門学校に行くのか、芸能の世界に行くのか、モデルとして活動していくのか考えました。ただ、悩むまではいかなかったというか、どれかにしないとなという時期はありました。今となっては結果的に一番いばらの道に来てしまいました(笑)。

●ということは演じやすかったのでしょうか?

そうですね。主人公は伯父の誘いで東京から田舎に行くので、監督にもあまり作り込まず、そのままでいいと。東京からそのままやってきた感じがほしいからと。

ただ、僕の場合は誰かにあこがれて今の仕事を始めたわけではないので、気持ちの理解はできるけど、共感という感じではなかったです。

●映画初主演は、気持ちの面ではいかがでしたか? 完成した映画を観ていると、とても堂々とお芝居をされていた印象でした。

初日だけ緊張するタイプなのか、最初だけ緊張しました! 共演者のみんなとも仲良くなれて楽しかったです。福井県に約二週間泊まり込み 、ほぼ毎日撮影があったので、現場と宿泊先を行き来きして。早く終わった日は、みんなでビーチバレーをしたり、鬼ごっこや花火をしたり青春でした。

●本格的にお芝居をされてみて、その魅力というか感想はいかがでしたか?

そうですね、楽しいです。本格的にお芝居をやろうと思ってから、この映画を含めて数作品あったのですが、仕事への取組み方が変わったと言いますか、これでお金をいただいてるという意識が出たんです。

これが仕事で自分の肩書になるなどいろいろと考えた時に、真面目に取り組むように意識が高まりました。それまでももちろん真面目にやっていたと思いますが、今思えばどこか足りないところがあったように思います。

●意識が高まった一方で、お芝居は楽しめていますか?

楽しいです! もちろんまだまだできないことがあり、技術もないですし、わからないこともいっぱいあるけれど、共演者や観る映画・ドラマから吸収ができるタイプなんですよね。それをどうアウトプットするかはよくわかっていないけれど、楽しいと思えるからいいのかなというか。上手いか下手か、向いているかそうじゃないはいったん置いておきますけど、この先も続けて行けたらいいなと思っています。

●最後になりますが、映画を楽しみにしている方へ一言お願いします。

僕の場合は、劇中の勇輝とは違って悩みが無限にあるタイプなので、まったく解決せずに次のことをしちゃうのですが、意外となんとかなっているんですよね。勇輝みたいに一個の悩みにフォーカスしなくてもいいのかなと思いました。

あと福井の高浜町・若狭和田ビーチでロケしたのですが、自分の目で観た美しさと同じものが映像に映ってたので、そこは本当にポイントだなと思いますので、ぜひ注目してほしいと思います。

●今日はありがとうございました!

■公式サイト:https://lifesavermovie.jp/ [リンク]

■ストーリー

大学3年生の大友勇輝(のせりん)は就職活動にまったく身が入らず、人生の行き先はおろか、生きる興味さえ見失っていた。進路を決めていく同級生、海外でバリバリと働く母親を横目に、周囲から一人だけ取り残されていく孤独感と将来への虚無感に包まれていた勇輝に、「夏休みは、こっちでゆっくりしないか」と福井への訪問を呼びかけたのが、伯父の嶋崎保男(風間トオル)だった。福井での生活を始めた勇輝はある日、溺れている人を助けようとして自身も溺れてしまう。彼を助けてくれたのは、「若狭和田ライフセービングクラブ」のメンバー。見ず知らずの自分を助けてくれた…。勇輝がお礼を述べると、クラブのリーダーである立石泰彦(徳重聡)をはじめとするメンバーは、「目の前に助けるべき人がいたら、躊躇なく助ける」「人を守り、海の安全を護る。それがライフセーバーだ」とこともなげに語る。海を愛し、誰かのために勇気を振り絞る彼らの信条を目の当たりにして、無気力だった勇輝の胸に熱い思いが芽生えた。「ライフセーバーをやってみたい」――。勇輝の挑戦の日々が始まる。

(C) 映画「太陽の守護神」製作委員会

(執筆者: ときたたかし)

配信元: ガジェット通信

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