現地6月17日、北中米ワールドカップ・グループKの初戦にポルトガル代表が登場し、DRコンゴと1-1で引き分けた。
先手を取ったのはポルトガルだ。左ウイングに入ったペドロ・ネト(チェルシー)のクロスに、セントラルMFのジョアン・ネベス(パリSG)が頭で合わせて先制に成功した。
J・ネベスとともに2MFを組むヴィティーニャ(パリSG)、トップ下のブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)、右ウイングのベルナルド・シウバ(マンチェスター・C)と司令塔タイプを揃えるポルトガルが、圧倒的にボールを支配する。
それでもネトと左SBヌーノ・メンデス(パリSG)、さらにはJ・ネベスが相手最終ラインの裏を突く展開が続くも、1トップに入ってフィニッシャー役を担うクリスティアーノ・ロナウドに効果的なボールは入らない。
一方、カウンターでチャンスを狙うDRコンゴの攻撃が実を結んだのは、前半終了間際の45+5分。連続した2度目のCKをショートコーナーとすると、最後はクロスにエースのFWヨアンヌ・ウィサ(ニューカッスル)がヘディングでねじ込んで、1-1の同点に追いついた。
後半開始からポルトガルはB・シウバをフランシスコ・コンセイソン(ユベントス)にチェンジ。DFライン裏へのフリーランニングやドリブル突破が持ち味のコンセイソンが入ったことで右サイドの攻撃が活性化した。
ポルトガルのロベルト・マルティネス監督は72分、ネトに代えてラファエウ・レオン(ミラン)、メンデスに代えてネウソン・セメド(フェネルバフチェ)を投入。セメドが右SBに入り、ジョアン・カンセロ(バルセロナ)を左SBに回して、攻勢を強めた。
83分には中盤のヴィティーニャを下げて、CFゴンサロ・ラモス(パリSG)をピッチに送り込み、C・ロナウドと2トップの形に変更。2点目を奪いにいく。
しかし、DRコンゴの守備意識は高く、最後まで隙を見せない。GKリオネル・エンバシ(ル・アーブル)、5バックのCBシャンセル・ムベンバ(リール)、CBアクセル・トゥアンゼベ(バーンリー)、右SBアーロン・ワン=ビサカ(ウェストハム)らがポルトガルの攻撃をはじき返し続けた。
ポルトガルは88分、左サイドからカンセロがグラウンダーのクロスを入れたがGKにキャッチされ、C・ロナウドには届かず。90分にはB・フェルナンデスが左足ミドルを放つも枠に飛ばせなかった。
スコアは最後まで動かずに1-1で終了。優勝候補の一角に数えられるポルトガルが、1974年西ドイツ大会以来52年ぶりにW杯に戻ってきたDRコンゴと勝点1を分け合った。
試合を見守った日本のファンは、ポルトガルについて「大丈夫か?」「拍子抜け」「もうちょっとやり方あっただろ」「なんかリズム悪かった」「思ったより悪い」「サイドの個人突破しかなかった」といった感想をSNSに書き込んでいた。
リオネル・メッシともに史上最多6度目のW杯出場となったC・ロナウド。そのプレーに注目していたファンも多かったが、「ゴール前に張り付くから流動性がなかった」「ゴールを決めたエムバペ、ハーランド、メッシには続けず」「存在がチームのマイナスになるのか」「下げた方が強かったりして」「運動量は終わってる」などと期待外れの声も。ただ、なかには「おれは信じている」とエールを送るファンもいた。
また、ポルトガルと引き分けたDRコンゴについては、「いいチームやな」「思ってるよりちょっと強かった」「すごい闘志だった」「カウンターがえぐかった」「けっこうやるやん」「守備カチカチでよく走る」など、好意的な意見が多かった。
構成●THE DIGEST編集部
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