現地6月17日、英国王室の競馬の祭典「ロイヤルアスコット」2日目に行われた、クイーンメアリーステークス(G2・2歳牝馬・芝1000m)は、ライアン・ムーア騎乗のヴィクトリアス(牝2・愛・A.オブライエン)が快勝。左目の視力を失っているハンデを抱えながらも、デビューから無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。また、管理するエイダン・オブライエン調教師は、これがロイヤルアスコット通算99勝目となった。
【レース動画】片目のハンデを克服!ヴィクトリアスが無傷の3連勝…クイーンメアリーSレースではやや出遅れて後方からの競馬となったが、残り2ハロン付近から馬場の真ん中へ進路を取ると鋭く加速。先に抜け出したセニョリータボニータを力強く捕らえ、最後は2馬身差をつけて快勝した。
「長い距離でも力発揮出来る」
オブライエン調教師は「片目しか見えていないので枠順を少し心配していましたが、ライアンが馬を安心させながらうまく導いてくれました。この馬は5ハロンよりも6ハロン、さらに長い距離でも力を発揮できると思います」とコメント。「幼駒か1歳時に白内障のような症状で視力を失ったと思いますが、とても質の高い馬です」と能力を称えた。
ムーア騎手も「非常に才能のある牝馬です。左目は見えていませんが、スピードと質を兼ね備えています。扱いやすく、まさにプロフェッショナルな馬です」と高く評価した。

