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広瀬アリス、映画主演で余命1年の教師に 感情を失った高校生との切なくとも温かい物語を描く<沖晴くんの涙を殺して>

広瀬アリス、映画主演で余命1年の教師に 感情を失った高校生との切なくとも温かい物語を描く<沖晴くんの涙を殺して>

広瀬アリス演じる余命1年の音楽教師・京香の切ない表情 映画「沖晴くんの涙を殺して」場面写真公開
広瀬アリス演じる余命1年の音楽教師・京香の切ない表情 映画「沖晴くんの涙を殺して」場面写真公開 / (C)2026額賀澪/双葉社「沖晴くんの涙を殺して」製作委員会

女優の広瀬アリスが、10月2日(金)より公開される映画「沖晴くんの涙を殺して」で主演を務めることが決定。併せて、本作の場面写真と広瀬、原作者・額賀澪氏からのコメントが到着した。

■余命1年の音楽教師と、津波で「喜び」以外の感情を失った高校生の物語

本作は、2015年に松本清張賞と小学館文庫小説賞をW受賞してデビューした作家・額賀澪氏による小説「沖晴くんの涙を殺して」(双葉文庫・刊)を映画化。

末期の乳がんを患い余命1年を宣告された音楽教師の踊場京香は、治療しないことを選択し、故郷である瀬戸内海の島に戻ってくる。祖母の営むカフェを手伝いながら母校の合唱部を指導することになった京香は、そこでいつも笑顔を絶やさない不思議な高校生・志津川沖晴と出会う。

ある時、京香は彼が津波で家族を亡くしたことを知る。その事実を笑いながら話す沖晴に京香が理由を尋ねると、彼は津波に流された際、喜び以外の感情「嫌悪・怒り・哀しみ・恐れ」を失い、何も感じなくなったのだと答える。

ところが、ある事件をきっかけに失われた感情の1つがうっすらと顔を出し始める。余命わずかな京香と、感情を失った沖晴による、感情を取り戻す不思議な日常が始まる。
額賀澪氏による原作小説「沖晴くんの涙を殺して」(双葉文庫)
額賀澪氏による原作小説「沖晴くんの涙を殺して」(双葉文庫)


■広瀬アリス、余命1年と宣告された音楽教師を繊細に演じる

広瀬が演じるのは、余命1年を宣告され故郷に戻ってきた音楽教師・踊場京香。故郷で「喜び」以外の感情を失った高校生・沖晴と出会うことにより、二人は死を抱える者同士として、限られた人生に「生きる意味」をもたらしていき、次第に心を通わせていく。

メガホンを取るのは、人間の感情の揺らぎや孤独、生と死の関わりを、絵画を思わせる詩的な映像と緻密な音響設計で繊細に描き出してきた矢崎仁司監督。実力派のスタッフ・キャスト陣が紡ぐ、二人の心の軌跡に関心が集まりそうだ。

■広瀬アリスコメント「自然と自分の弱いところも愛そうという気持ちになれた」

生きていると笑ったり泣いたり怒ったり、沢山の感情になります。この作品はそんな多くの感情に触れながら、“生きる”という事に直面した京香と沖晴くんの人間物語だと思っています。

綺麗事だけでは生きていけない世の中で、それぞれの悩みや葛藤と向かい合いながら、心と心を通じ合わせて生きていく二人を描いています。お芝居を通して、自分と向き合えた時間でもありました。

京香を演じていくと、自然と自分の弱いところも愛そう。そんな優しい気持ちになれました。こんなにも日常が、そして感情が素晴らしく愛おしいものなのかと、そう思える映画になっています。

■原作者・額賀澪氏コメント「特に思い入れの強い作品」

自分がこれまで書いてきた作品の中でも、「沖晴くんの涙を殺して」は特に思い入れの強い作品です。刊行直後に映画化の打診をいただき、長い時間をかけて完成したことをとても嬉しく思います。スタッフ・キャストの皆様をはじめ、多くの方が全力で作品に寄り添ってくださいました。

「ネガティブな感情などなければどれほど楽に生きられるだろう」と思うことも多い日々の中で、怒りや悲しみや不安を感じるからこそ噛み締められる幸せがある。映画の中の京香や沖晴が、原作者である私にも改めて教えてくれました。
額賀澪氏
額賀澪氏

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