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「決定的な夏になる」ドンチッチがオフ&来季の展望を語る。チームに求めるのは「リムプロテクションができるセンター」<DUNKSHOOT>

「決定的な夏になる」ドンチッチがオフ&来季の展望を語る。チームに求めるのは「リムプロテクションができるセンター」<DUNKSHOOT>

今季のチャンピオンも決定し、NBAは本格的にオフシーズンへと突入した。

 それぞれが束の間のリラックスタイムを過ごすことになるが、カンファレンス準決勝で敗退したロサンゼルス・レイカーズのルカ・ドンチッチは、プロキャリアをスタートさせた第2の故郷でもあるスペインのマドリードに滞在している。

 レアル・マドリーをユーロリーグ優勝に導いたかつての神童は今でも現地で大人気で、スポーツショップで行なわれたサインイベントには、大勢のファンが駆けつけた。

 その合間に行なわれた現地紙『MARCA』とのインタビューで、ドンチッチは来季への抱負を語っている。

 今季のレイカーズは、ウエスタン・カンファレンス4位、プレーオフ2回戦敗退という結果に終わったが、この成績については、「良くないシーズンだったと思う。優勝できなければ悪いシーズンだったということだ。ケガに悩まされたのはアンラッキーだった。でなければもっと先までいけるはずだった」と総括。

 その上で、今オフの重要性を力説した。

「オフが毎年重要なのは間違いないけれど、今年はさらに重要だと言えるかもしれない。良いチーム、良い人材を揃えることが必須だ。決定的な夏になる」
  FA(フリーエージェント)のレブロン・ジェームズの去就も定かでない状況の下、レイカーズは今オフ、より本格的にドンチッチを中心したチーム作りに着手することになる。

 ドンチッチは自分の能力を最大限に発揮できる環境として、いくつかの補強ポイントを挙げた。

「常に自分の周りにシューターがいてくれることが必要だと感じている。相手はたいてい僕にダブルチームを仕掛けてくるから、側にシューターが必要なんだ。それからジャンプ力が高くてリムプロテクションができるセンターも必要だ」

 チームとして最大の関心事は、バックコートの相棒であるオースティン・リーブスの去就だろう。

 リーブスはプレーヤーオプションとなっている来季1490万ドルの現行契約を破棄し、完全FAになると見られている。このことについて問われたドンチッチは、「もちろんだ」とリーブスの残留を切望した。

「彼は素晴らしい相棒だよ。ものすごく優れた選手だし、人柄も素晴らしいんだ。チームにとってプラスとなる存在だ」 ドンチッチとリーブスはシーズン終盤に揃って負傷。リーブスはなんとかプレーオフ中に復帰したものの、早期復帰を目指してマドリードまで来て治療を行なったドンチッチは結局間に合わず、そのままシーズンを終えることになった。ゆえにドンチッチにとっては不完全燃焼な思いも強い。 

「強いチームはたくさんある。正直、ウエストで3位や4位になることだって決して簡単じゃない。優勝候補になり得るチームはたくさんある。けれど、レイカーズももちろんそのひとつだ」

 王座奪還の実力を備えるオクラホマシティ・サンダー、ファイナルまで勝ち進んだサンアントニオ・スパーズはまだ若く、ポテンシャルは果てしない。そこにレイカーズが割って入るには、相当な精鋭を集めたチーム構築が不可欠だ。

 ドンチッチ自身のパフォーマンスで言えば、今季は肉離れに泣かされ、出場は64試合に限られたが、それでも平均33.5点はリーグ首位とスコアラーぶりを発揮した。

 昨年のオフに話題となった肉体改造についても、「一番大きかったのは疲れにくくなったこと。動きも良くなったと思う。自分にとってとても良い変化があった」と手応えを口にする。
  ちなみに今オフは、婚約を解消したパートナーとの親権問題に対応するといったプライベートな事情もあって、スロベニア代表のW杯予選には参加しないことを前々から表明している。

 なお、スロベニア代表と言えば以前から同国パスポートの取得に動いていたレイカーズのジャクソン・ヘイズが正式に国籍を取得し、今後は代表の一員として活動できることになった。ヘイズも今夏は参加しない見込みだが、ドンチッチがこよなく愛するスロベニア代表に、運動能力抜群で相性もいいビッグマンが加入したのは朗報だ。

 ただ、ヘイズも今夏にFAとなる。八村塁、ルーク・ケナード、マーカス・スマート(プレーヤーオプション)も同様で、顔ぶれがガラリと変わる可能性もある来シーズンのレイカーズだが、ケガなく万全の状態で本来の力を出し切るドンチッチの姿に、彼自身同様、ファンも期待している。

文●小川由紀子

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配信元: THE DIGEST

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