シカゴ・カブスの鈴木誠也が、今夏のトレード市場で注目を集めている。米メディア『Yardbarker』は、現地6月18日に「ヤンキースが、鈴木誠也のトレード先候補リストの筆頭に挙がっている」と題し、鈴木の獲得に動く可能性がある球団候補としてニューヨーク・ヤンキースなどの名前を挙げている。
今季ここまでのシカゴ・カブスは現地17日に行なわれたロッキーズ戦には8-6と勝利するも、6月はここまで7勝9敗と黒星が先行。ナ・リーグ中地区で首位ブルワーズに8ゲーム差と大きく離されて3位に位置している。
ただ、チームとして苦しい状況の中でも鈴木は開幕から安定した打撃を続け、カブス打線の主軸として存在感を発揮。直近の試合でも快音を響かせており、6月に入ってからは15試合で打率.300、15安打3本塁打と安定した成績を収めている。
そんなナ・リーグ屈指の打点マシンとして評価を高める日本人外野手に対し、『Yardbarker』は放出の噂に関して次のように言及した。
「(米メディア)『ESPN』が“ウィンディ・シティ”(シカゴの愛称)におけるトレードの駒として鈴木誠也の名前を挙げた。彼の契約は今シーズン終了時に満了となる上、カブスは投手陣の補強を必要としているためだ。この日本人強打者を巡っては、ニューヨーク・ヤンキースをはじめとする複数の球団に獲得候補として挙げられている」
続けて『ESPN』の記事を引用し、「シカゴは投手陣の課題を克服するために創意工夫を凝らしたいと考えており、そのためには少なくともシーズン終了後にフリーエージェントとなる鈴木の動向を注視する必要がある」と紹介。投手陣の強化のために鈴木の放出も検討中であり、タンパベイ・レイズ、サンディエゴ・パドレスらが関心を示しているようだ。
複数球団の名前を列挙した上で、『Yardbarker』は鈴木のトレード放出が「理にかなっている」として、ヤンキースを優先候補としている。
「アーロン・ジャッジはしばらく欠場するだろうし、復帰したとしても彼とジャンカルロ・スタントンに関しては、耐久性に関する懸念が常に付きまとうだろう。鈴木を獲得すれば、10月に向けて頼りになる打者がもう一人増えることになる。また、彼らの充実した先発ローテーションには、シカゴへ送ることを検討するのに十分すぎるほどの選択肢がある」
カブスの主軸である日本人スラッガーを巡る話題は、トレード期限が近づくにつれてさらに熱を帯びていきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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