『スーパーパワーシリーズ2026』後楽園ホール(2026年6月18日)
○潮崎豪&安齊勇馬vs青柳優馬&諏訪魔×
諏訪魔が大暴走を見せたものの、潮崎が意地の豪腕ラリアット葬。抗争が激化する形となったが、潮崎は「今のままの諏訪魔じゃやる価値ない」と奮起を促した。
HAVOCを離脱した潮崎と恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4(Amazon Prime Video)に出演して話題を巻き起こした安齊。今後の動きに注目が集まる2人がタッグを結成し、諏訪魔&青柳と対戦した。潮崎と諏訪魔は3・20八王子大会で8人タッグマッチながら実に11年ぶりに対戦し、ともに再戦を熱望していた。
のっけから諏訪魔と潮崎は相手の力を確認するかのように基本的な動きでせめぎ合う。潮崎は控えに回った諏訪魔を奇襲したものの、これに諏訪魔がブチ切れた。リング上の戦いを無視して喧嘩腰で介入。一度は潮崎に場外に投げ捨てられたものの、今度は観客のタオルを拝借してチョーク攻撃で暴走する。鉄柵に投げつけると、観客席に連行し、「西」と刻まれた鉄板に顔面から叩きつけた。暴走はなおも続き、場外マットを引っぺがすと、安齊を床直撃のDDTで突き刺し、「諏訪魔」コールを巻き起こす。諏訪魔は安齊を踏みつけて勝ち誇った。
諏訪魔の大暴走に飲まれて、潮崎が防戦一方となるも、安齊が発奮。諏訪魔の猛攻を受け止めつつ、ラストライド狙いをリバースすると、起死回生のドロップキックを放ち、潮崎につないだ。潮崎はマシンガン逆水平で報復した。一歩も引かない諏訪魔も潮崎と安齊相手にダブルチョップとラリアットを乱れ打って反攻すると、青柳との連係も機能。諏訪魔は投げ捨てジャーマンで引っこ抜く。
安齊が急行し、ドラゴンスープレックスで青柳を排除して加勢。諏訪魔は構わず顔面にストンピングやエルボーを連発するが、潮崎は真っ向から受け止め、ショートレンジの豪腕ラリアットを振り抜いた。フィシャーマンバスターで突き刺すと、諏訪魔は即座に立ち上がり、ダブルチョップを乱射したものの、切り込んだ安齊がジャンピングニー、バックドロップで好アシスト。ここぞとばかりに潮崎はゴーフラッシャーを繰り出す。諏訪魔はギリギリでキックアウトしたものの、潮崎は豪腕ラリアットを振り抜き、3カウントを奪った。
試合後、潮崎はマイクを持つと、青柳の肩を借りて去っていく諏訪魔に「上がってこい!」と挑発。ブチ切れた諏訪魔は氷のうを投げつけると、潮崎とロープを挟んでにらみ合う。潮崎は「またやるぞ。自分の足で帰れ。もっと強く来いよ」と地声で言い放つと、客席からは「諏訪魔」コールが発生。歓声に応えた諏訪魔は肩を借りずに花道を下がっていった。
バックステージで潮崎は「負けたとはいえ、俺から獲られたとはいえ、あいつは自分の足で帰らなくちゃいけない。まだまだ全然だな。俺が知っている諏訪魔じゃない」と不満をあらわにし、「いろいろ地方で大会やってるけど、毎回上がってこいって。今のままの諏訪魔じゃやる価値ないよ」とバッサリ。「みんなもそうだろ? あれが見たい諏訪魔じゃないだろ。ゾクゾク、ワクワク、ビリビリした諏訪魔を出してほしい」と注文をつけた。
一方、諏訪魔は「こんな負けは認められない。もう1回やらせてもらいたいな。まだまだやらせてくれるんだろ? 全日本は。いやあ、お客は俺が握ったんだよ。あとはトドメ刺すだけなんだよ。ちょっと優しくしてやっちゃったな」と言い張り、再戦を要求していた。
【潮崎の話】「何を肩借りて帰ってんだよ、あいつ。おめえは俺に負けたんだぞ。負けたとはいえ、俺から獲られたとはいえ、あいつは自分の足で帰らなくちゃいけない。まだまだ全然だな。俺が知っている諏訪魔じゃないよ、あれじゃあ。俺が楽しみにしている諏訪魔じゃないよ。ゾクゾク体に切り刻むような殺気を持つ諏訪魔。諏訪魔が俺とやりたいなら、まず全日本プロレスいろいろ地方で大会やってるけど、毎回上がってこいって。今のままの諏訪魔じゃやる価値ないよ。みんなもそうだろ? あれが見たい諏訪魔じゃないだろ。ゾクゾク、ワクワク、ビリビリした諏訪魔を出してほしい」
【諏訪魔の話】「こんな負けは認められない。もう1回やらせてもらいたいな。まだまだやらせてくれるんだろ? 全日本は。いやあ、お客は俺が握ったんだよ。あとはトドメ刺すだけなんだよ。ちょっと優しくしてやっちゃったな。もうちょっとアバラ折ってやればよかった。あんな簡単に折れたのが。まあ、いいや。文句あるなら組め、組め。全日本、次も組めよ」

