ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地6月17日(日本時間18日)、本拠地でのタンパベイ・レイズ戦に先発登板し、今季7勝目(2敗)を挙げた。しかし、この試合では右手中指のマメに苦しんでおり、今後のサイ・ヤング賞争いへの影響が懸念されている。
この状況について、地元メディア『Dodgers Nation』は「大谷のマメとの戦いが、サイ・ヤング賞への挑戦を阻む可能性がある」と報じた。大谷がここ数試合の登板で右手中指のマメに苦しんでいると指摘。レイズ戦ではマメの炎症が悪化し、ユニホームに血がにじんでいるのが確認できるほどだったと伝えている。
記事では、投手にとってマメは単に絆創膏を貼れば済む問題ではないと説明。ボールに回転や球威を与える際に生じる摩擦そのものがマメの原因となるため、単純な処置だけでは解決が難しいと説明した。そのうえで「大谷がすでにマメから出血していることを考えると、最善の策はいくつかの登板を回避することかもしれない」と言及した。
実際に今季はシンシナティ・レッズのニック・ロドーロが指のマメの治療のため負傷者リスト(IL)入りしており、投手にとって決して軽視できない症状だという。同メディアは、大谷の場合は打者としても出場できるためIL入りの可能性は低いとしながらも、「登板機会を失う可能性はある」と分析した。
また、『Dodgers Nation』は、ドジャースが6人ローテーションを採用していることにも言及。投球回数が限られるなかで登板回避が続けば、リーグ全体の投手成績ランキングの規定投球回に到達できなくなる恐れがあり、「サイ・ヤング賞争いに悪影響を及ぼす可能性がある」と報じた。
さらに「アメリカ整形外科学会誌」に掲載された見解を引用し、「このようなケースは一般的に戦列離脱につながり、投手が15日間のIL入りを余儀なくされることも珍しくない」と紹介した。
大谷のマメの状態は今後の登板機会だけでなく、日本人初のサイ・ヤング賞獲得への挑戦にも影響を及ぼす可能性がある。
構成●THE DIGEST編集部
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