
俳優の舘ひろし、元乃木坂46の西野七瀬が6月18日、都内で開催された映画「免許返納!?」(6月19日[金]全国公開)の公開前夜祭イベントに登壇。公開への意気込みなどのほか、「免許返納!?」にちなみ、返納したくなる恥ずかしい出来事を明かした。
■客席側からの登場に大歓声、西野「舘さんが出たときの沸き具合がすごすぎて」
「免許返納!?」は、舘が主演を務めるアクションコメディー。イベントには、アクションに情熱を燃やす 70 歳の現役映画スター・南条弘役の舘、南条のマネージャー・川奈舞役の西野、南条との出会いで大きく人生が変わっていく少年・来宮亮役の黒川想矢、南条が旅で出会う超個性的な姉弟の弟・安田康太役の八嶋智人、河合勇人監督が登壇した。
ダンディーなダブルスーツで登場した舘は、「この作品は1994年に公開された『免許がない!』という映画へのオマージュとして製作されました。本当に笑いあり、涙ありの素晴らしい作品に仕上がっていると自負しております」とあいさつ。
西野も「熱烈な歓迎をしていただき、ありがとうございます。舘さんが出たときの沸き具合がすごすぎて、こんなにすごい人と一緒に作品に出させてもらったんだなって、改めて思いました」と、入場時に響いた舘への大歓声に目を丸くした。
今作のプロモーションで、テレビ・ラジオには10番組以上、雑誌・新聞・ウェブには50媒体以上も出演した舘。各地も数多く回り、中でも印象に残っているものとして、東京・調布で行った「一日警察署長」を挙げる。「調布はもともと石原プロがあったところでして。そこに3000人ぐらいお客さんが集まって。制服を着させられました(笑)。本当に緊張しました」と振り返る。
■舘、コミュニケーションを深めた西野と再共演を熱望
劇中では、スター俳優とそのマネージャーという役柄の舘と西野。舘は、西野が今回の映画の生命線だと思っていたと話し、あるシーンでは、「心配そうになるのではなく、すごく冷たく。僕を見下したように言ってくれ」と注文したことを明かす。西野も「最初にそのあたりのシーンを撮影して、私も方向性がそこで固まった」と頷く。
二人のコミュニケーションが深まったという流れで、MCから「次はどんなコンビを演じてみたいか?」と質問。
舘は2024年に西野と初共演した映画「帰ってきた あぶない刑事」を挙げ、「そのときはまだ西野くんの本質を知らず、遠慮があったものですから、刑事同士のコンビに距離があったんですけど。もう一度、『あぶない刑事』みたいなことがあれば、この距離感で行きたいなと思います」と、再共演を熱望した。


■「返納したい恥ずかしい出来事」に会場爆笑
イベントでは、「免許返納!?」にちなみ、返納したい恥ずかしい出来事をそれぞれがフリップで回答。
舘が出したのは、「NG連発」。アドリブが多かった「あぶない刑事」のときの出来事で、「恭さま(柴田恭兵)、ベン様(ベンガル)、仲村トオルくんと、みんなアドリブがすごいんですよ。昔はフィルムで長回しだから失敗できないのに、自分が台詞を言うときにもすっごいいろんなことするんで、笑っちゃって。後ろを向いて隠したんですけど、肩が笑ってた。それでNGになりました。あれは恥ずかしかった」と苦笑。
西野の回答は、「免許更新!?」。免許の更新に写真が必要だと知らなかった西野は、「ノーメイクで行ってしまって。無事に新しい免許証はもらったんですけど、『これ、また次いつ新しく写真撮り直せるんだろう?』と思って。恥ずかしいです。あの写真はあんまり人に見せたくない」と、切実な失敗談で会場を笑わせた。
八嶋は「舘さんの後ろ…」と回答し、舘に夫婦で食事に連れて行ってもらったときのことを回顧。記念撮影をする際、舘が夫人をエスコトートをしてくれたのだが、八嶋はその後ろを「こう、コソコソと付いていって」と、コミカルに表現。「なんか情けない気持ちになった。もう一度があるなら、僕も舘さんみたいにエスコートする」とユニークに話す。
そして、黒川が「館(KAN)ひろし」とフリップを出すと、会場は大爆笑。黒川は2021年に映画「剣樹抄~光圀公と俺~」で舘と初共演しているが、「そのとき僕は舘さんのことを知らなくて。台本の“舘”という字が読めなくて」と恥ずかしそうに説明。「“館ひろし”さんだってずっと思っていて。それを返納したいです」と頭を下げる。
そんな黒川を、八嶋は「でも、(当時)10歳だもんな」とすぐにフォロー。「10歳なのに、舘さんのことをすてきだと思って、舘プロに入ると決めて。舘さんとの関係性も作っていけるっていうのは恐ろしいぜ」と絶賛。
また、河合監督は、「免許失効」と回答。「もう30年ぐらい前になるんですが、行くのを怠けまして。それで失効してしまいまして」と、それ以来、免許が失効状態になっていることを告白。「そんな状態で監督? 返納って人に言ってる場合じゃないですよ(笑)」と、八嶋からツッコミを受けていた。
最後は舘の「免許!」の掛け声に続けて、観客が「返納ー!」と大合唱。ヒットへの願いを込めて、金テープが会場を舞った。
◆取材・文=鈴木康道


