現地6月19日、北中米ワールドカップ・グループA第2節が行なわれ、韓国代表が共催国メキシコと対戦。0-1で敗れた。
16分、韓国がチャンスを迎えた。エースFWソン・フンミン(ロサンゼルスFC)が裏に抜け出して相手GKを越すループシュートを放ったが、ゴールラインぎりぎりでメキシコMFエドソン・アルバレス(フェネルバフチェ)にクリア。その後、副審の旗があがってオフサイド判定となった。
スコアレスで迎えた50分、不運な形でメキシコに先制弾を許してしまった。左サイドから上がったクロスを、韓国CBイ・ギヒョク(江原)とメキシコFWラウール・ヒメネス(フルアム→ウォルバーハンプトン)が競り合い。
ふたたび浮いたボールをGKキム・スンギュ(FC東京)が飛び出したキャッチを試みたが、イ・ギヒョクと交錯してしまいボールをロスト。こぼれ球をMFルイス・ロモ(グアダラハラ)に押し込まれて先制ゴールを奪われた。
GKキム・スンギュは75分、FWフリアン・キニョネスのクロスを受けたR・ヒメネスのシュートをストップ。85分にもMFオベド・バスガル(A・マドリー)の強烈ミドルを左手一本で好セーブと、堅守ぶりを見せつけた。
迎えた87分、韓国にビッグチャンスだ。左サイドからのクロスに途中出場のFWチョ・ギュソン(ミッティラン)がヘディング。叩きつけた弾道は、しかしGKラウール・ランヘルに防がれ、こぼれ球を再度プッシュしたが、これもランヘルに止められた。
試合はこのまま終了となり、韓国が0-1で敗戦。グループステージの成績を1勝1敗とした。対するメキシコは2連勝で勝点6とし、決勝トーナメント進出が確定している。またグループAもうひとつの一戦、チェコ対南アフリカは1-1で引き分けた。
この結果、グループAは1位メキシコ(勝点6)、2位韓国(同3)、3位チェコ(同1)、4位南アフリカ(同1)となり、最終戦で韓国は南アフリカと、メキシコはチェコと対戦する。
試合後、韓国通信社『News1』は敗戦の結果を伝えるとともに、「ラウンド・オブ32に進出できる可能性は十分ある。残す試合は南アフリカ戦で、不利な状況でもない」と見通した。
グループステージで勝点が並んだ場合の順位選定方法は、1/当該チーム間における勝点、2/当該チーム間における得失点差、3/当該チーム間における得点で決定。1~3でも決まらない場合、4/グループ全試合での得失点差、5/グループ全試合での得点、6/フェアプレーポイント、7/最新FIFAランキング順で最終順位を決定する。
韓国が最終戦に勝利すれば勝点6となって決勝トーナメント進出が決定。引き分けてチェコが勝利した場合、両国が勝点4で並ぶものの、韓国は初戦でチェコに2-1勝っているため、自動的に韓国がチェコの順位を上回る。
ただ、同通信社は「最悪の場合、韓国が最下位に転落する可能性がある。4位になれば直ちに脱落となる」と悪夢のシナリオにも言及。韓国が南アフリカに敗れ、チェコがメキシコに勝った場合に限り、韓国が最下位に転落するためだ。
また、韓国紙『Sports Chosun』も「メキシコに勝っていれば勝トーナメント進出が決まっていたが、そうならなかった。過去11回のW杯2戦目の成績は3分け8敗。一度も勝っていなかったが、今回もそのジンクスを破れなかった」と振り返りながら、第3戦を展望。状況を整理しながら、最悪のパターンに触れた。
「第3戦に負けたときが問題だ。もし負けても、チェコが負ければ韓国が3位となるが、チェコが勝った場合は最下位だ。グループ突破を決めたメキシコはチェコ戦でメンバーを大幅に入れ替える可能性が高い。しかも、崖っぷちのチェコは非常に高いモチベーションで挑むはずだ」
運命のグループ第3戦、韓国対南アフリカ、メキシコ対チェコは現地6月24日(日本時間25日10時)、同時間キックオフとなる。
構成●THE DIGEST編集部
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