2026年のNBAファイナルは、ニューヨーク・ニックスが4勝1敗でサンアントニオ・スパーズを下し、1973年以来53年ぶりの王座に立って幕を閉じた。
これでNBAは、2019年以降8シーズン連続で王座入れ替わった。2017、18年のゴールデンステイト・ウォリアーズを最後に連覇チームが現れておらず、戦国時代が続いている。
もちろん、ファイナルMVPも毎年異なる選手が受賞し、今季はニックスのジェイレン・ブランソンが初の栄冠を手にした。直近8年の受賞者は下記の通りとなっている。
【直近8年のNBAファイナルMVP】
※カッコ内は当時の所属と年齢
2019年:カワイ・レナード(ラプターズ/27歳)東
2020年:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/35歳)西
2021年:ヤニス・アデトクンボ(バックス/26歳)東
2022年:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/34歳)西
2023年:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/28歳)西
2024年:ジェイレン・ブラウン(セルティックス/27歳)東
2025年:シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー/26歳)西
2026年:ジェイレン・ブランソン(ニックス/29歳)東
受賞選手の当時の年齢を見てみると、2020年のレブロンと22年のカリーを除く全員が20代後半。直近8年の平均年齢は、29.0歳となっている。
つまり、リーグの頂上決戦においては、若すぎず、かつ歳を取りすぎていないこの年代の選手が適齢期ということ。その点においては今季のブランソンはまさに絶好のタイミングで、22歳のヴィクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)は試合によって経験不足も露呈したように、まだ試練が必要だったというわけだ。
ちなみに、今季をはじめここ数年はリーグ全体で“西高東低”が指摘されているが、直近8年の優勝チームはイースト、ウエストともに4チームずつでイーブン。
優勝直後には王朝の気配も漂っていたデンバー・ナゲッツやボストン・セルティックス、オクラホマシティ・サンダーらが軒並み翌シーズンで頂上決戦を前に敗れていることからも、プレーオフではどのチームにもチャンスがある状況と言える。
来季のニックスはこの戦国時代を終わらせることができるか。それとも再び新興チームが頂点に立つのか。新たな戦いはすでに始まっている。
構成●ダンクシュート編集部
53年ぶり栄冠、ジョーダンに並ぶ快挙、史上初のMVP3冠…NBAの頂点に立ったブランソン「夢に見たすべてが叶った」<DUNKSHOOT>
【画像】NBAの頂点に立った男たち!王者を決める最終決戦「NBA FINAL」でMVPに輝いた選手を一挙紹介

