昨年モルニー賞覇者がG1・2勝目
現地6月19日、英国王室の競馬の祭典「ロイヤルアスコット」4日目に行われたコモンウェルスカップ(G1・芝1200m)は、クリフォード・リー騎乗のヴェネチアンサン(牝3、英・K.バーク厩舎)が優勝。ゴール前でスパイシーマーグとの激しい叩き合いを頭差で制し、G1・2勝目を飾った。
【レース動画】ロイヤルアスコット4日目…コモンウェルスカップ昨年のモルニー賞を制したヴェネチアンサンは、今春の英1000ギニーでマイル戦に挑戦するも大敗。しかし前走のサンディレーンS(G2・芝1200m)で鮮やかに巻き返し、再び短距離路線へ戻ってきた。
欧州屈指のスプリンター
レースでは好位で流れに乗り、残り1ハロンで先頭へ。51倍の伏兵スパイシーマーグが懸命に迫ったが最後まで譲らず、頭差で振り切った。さらに半馬身差の3着には後方から追い込んだディビジョンが入った。
これでヴェネチアンサンは5〜6ハロン戦で6戦6勝。欧州3歳世代屈指のスプリンターであることを改めて証明した。
バーク調教師は「前走の勝ち方があまりにも鮮やかだったので期待も大きかった。ロイヤルアスコットでは惜しい競馬が続いていたので、この馬がしっかり結果を出してくれて安堵している」とコメント。また、「彼女は派手なタイプではないが、本物のG1ホースだ」と愛馬を称えた。
リー騎手は「昨年フランスで初めてのG1勝利をもたらしてくれた馬が、今年もまた大舞台で勝たせてくれた。先頭に立ってから2着馬が迫ってきたが、彼女は絶対に抜かせなかった」と振り返った。
一方、2着スパイシーマーグのマイケル・ベル調教師は「負けたのは悔しいが、ヴェネチアンサン相手に頭差なら誇れる内容。想像以上の走りを見せてくれた」と健闘を称えた。

