日本サッカー協会が6月20日、公式YouTubeチャンネルに日本代表に密着する「Team Cam」の最新回が公開された。北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ第2節チュニジア戦(日本時間21日)に向けたミーティングでチーム最年長のベテラン・長友佑都が吐露した魂のスピーチが、X上で大きな反響を集めている。
日本は過去7大会、グループステージ2戦目の相性は悪い。通算1勝3分け3敗で、唯一勝ったのは02年日韓大会のロシア戦のみ。前回は優勝候補のドイツを2-1で下したが、続くコスタリカには黒星を喫した。過去4大会を経験している39歳の長友は、「俺(グループステージ)2戦目は1回も勝ててないから。一回緊張の糸が切れるというか、そういう部分もあると思うから。もう一回引き締めてみんなでやろう」と話した。
オランダ戦を振り返った長友は「試合に出た選手は一生懸命戦ってくれて、途中で出た選手は本当に流れを変えてくれた」「オランダの選手、後半誰一人立ってないんだよね。ベンチ前で。でも全員立っている俺ら。本当に一つになって戦えていたと思う」と、ベンチも含めた全員が役割を果たし、チーム一丸だったと誇らしげに語った。
長友は、21歳のFW後藤啓介がオランダ戦で声を張り上げ、ライバルのFW塩貝健人に途中交代時に水をもって話しかけにいった姿勢を称賛。「啓介も悔しいと思うけど、出られない中でね」と気遣いながら、「みんながやっている。ベテランとか若手とかじゃなくてみんながやっている」とチームワークの大切さを強調した。
さらにチームをサポートする吉田麻也、メンターとして帯同している南野拓実は「ゴールの時に輪の中に入れない。そんな悔しい気持ちもありながらも終わった後に(2人は)選手が使ったスパイクを磨いてたんだよ。片付けたり。そんな、なかなかできないよ。普通じゃない」と両選手の献身性を周囲に明かすと、チームへの想いの丈を吐露した。
「本当に世界一の団結力だと思うから。絶対に(決勝戦の)7月20日まで、もう絶対に残るから。途中で帰る気はないから。頑張りましょう」
日本サッカー協会の公式SNSに94秒の尺で投稿された動画にファンは感動。コメント欄は次のような反響に溢れ、今もなお拡散されている。
「これぞ長友よ」
「長友連れていった意義よ」
「いやもうこれだけで泣きそうになるわ」
「こんなの引き締まるわ」
「これが長友佑都が日本代表に必要な理由」
「目を覚ますには十分な言葉だったね」
「経験してきた人が言うと説得力が違う」
「最後の、堂安のよしっ!ってリアクションが最高」
「素晴らしい動画と最高な長友さん!」
「これみるとホント日本人で良かったと思います」
ピッチ内外で存在感を放つ39歳の長友。ベテランの熱い言葉は、高みを目指す森保ジャパンに確かなエネルギーを与えている。
構成●THE DIGEST編集部
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