モノの値段がどんどん上がっている。我が家の猫のご飯代ももちろん、例外ではない。人と猫の食料品は分けてお金を支払い、領収書をもらうので、猫のご飯代の出費がどれだけ増えたのか、その差は歴然だ。昨年は1回の買い物で2000円とか、多くても3000円くらいだったのに、今年は4000円を超えることが珍しくない。
とにかく我が家の3匹の猫は食欲が旺盛で、ご飯代は半端ではない。例えば今年5月8日の買い物だ。ドライ、いわゆるカリカリはCOMBO(コンボ)、Sheba(シーバ)などで、ウェット(いわゆる缶詰めなど)は銀のスプーン、それからちゅ~る数種類などで、合計金額は4754円だった。結構な金額という気がする。
そこで昨年のGW明けから約1カ月と、今年のほぼ同時期のご飯代を比較してみた。昨年と異なるのは、今年は猫草代が多めに加算されているくらいか。食べ
ている種類はウェット、カリカリとも、ほぼ同じようなものだ。計算すると、昨年は2万9242円、今年は3万4972円。その差は5730円だ。猫草代を割り引くと、ザックリ5000円くらいは増えている計算になる。年間にして6万円だ。
日経新聞が報じた「ペット市場にインフレの波」
これは食べる量が増えたというより、やはり値上げが理由だろう。我が家の猫
が大好きなかつおのちゅ~るは、いつも買っている量販店では、昨年が168円だったのが、30円アップして198円に。
ペットのご飯代については今年3月13日付の日経新聞が「ペットにもインフレ
の波」という見出しの記事を掲載した。「物価上昇の波がペット市場に押し寄せている」という書き出しで、キャットフードの価格は5年で6割近く上昇しているとしている。その要因は、ペットフードは輸入品が43%と高率なことらしい。
ちなみに2025年の犬と猫の新規飼育数は78.4万匹。これは人間の出生数の67.1万人を上回る。ペットフード業界は値上がりに加え、飼育数の激増で潤っているのではないか。
(峯田淳/コラムニスト)

