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「家でもやって」日本サポーターのゴミ拾いに“意外な指摘” 海外メディアが注目した国内論争とは?

「家でもやって」日本サポーターのゴミ拾いに“意外な指摘” 海外メディアが注目した国内論争とは?

米大手スポーツメディア『The Athletic』が現地20日(日本時間21日)、
「日本のサポーターはスタジアムだけでなく自宅でも清掃をするよう求められている」と題して、日本人ファンの行動に端を発した“ある指摘”について紹介している。

 今大会でも日本サポーターが初戦のオランダ戦、続くチュニジア戦の後にスタジアムで清掃して帰る様子が報じられているが、『The Athletic』は「別の視点が注目を浴びている」と言及。家事労働時間における男女間の不平等を訴えるSNS運動が全国的に広がり、「チームを応援する男性に、家庭でも清掃をするよう呼び掛ける声が高まっている」と報じた。
  これらの具体的なSNSの投稿例として「サッカー場でゴミを拾う日本人男性が注目を集めているようだが、日本人男性が家事に費やす時間は国際的に見ても極めて低い水準。まずは家庭内でケア労働を分担してほしい」という声や「ゴミ拾いは素晴らしいことですが、気づいてほしいことがあります。日本人男性の家事・育児時間は世界でも最低レベルで、ジェンダー平等ランキングも100位以下。つまり普段は掃除をしないのに、評価されると分かっている場面ではやっているということです」といった声があることを紹介している。

 また、多くの人々が東京メトロのマナー向上を呼び掛けたポスターを模した画像を共有していることも紹介。その画像には、「家でやろう」の文言とともに、スタジアムで清掃をする日本代表サポーターが描かれている一方、別のコマでは、同じサポーターが帰宅後にスマホを見ているなか、パートナーが家事をこなしている様子が描かれている。

 こうした声は英メディア『BBC』も現地19日(日本時間20日)に報じており、2021年の政府調査によれば、6歳未満の子どもがいる共働き世帯では、女性が1日に7時間以上を家事に費やすのに対し、男性は2時間未満しか費やしていないことが分かったとのデータも引用。「家事に費やす時間という点では、日本人男性は先進国の中で最も低い順位に位置している」現状なども紹介した。

 ただし一方で、家事分担をめぐる議論が白熱するなか、スタジアム清掃そのものが批判されるべきではなく奨励されるべき、という主張が多いことも指摘。「日本人が海外で『ゴミをポイ捨てしている』という報道よりずっとマシだ」といった声も上がっていると紹介している。

 世界に誇る日本サポーターの行動は今大会も注目を集めているが、その称賛の輪は思わぬ形で国内の社会問題にも光を当てることになった。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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