
韓国の3人組ロックバンド「CNBLUE」が5月2日、3日に神奈川・ぴあアリーナMM、9日、10日に兵庫・ワールド記念ホールで「2026 CNBLUE LIVE '3LOGY' IN JAPAN」を開催。その中から、ぴあアリーナMMでの公演を全曲ノーカット、撮り下ろしインタビューも交えて6月28日(日)にWOWOWで放送&配信、Leminoプレミアムで配信することが決定した。放送、配信を前に、今回は3日の公演の模様を紹介する。
■オープニングから会場は熱狂の渦に包まれる
「2026 CNBLUE LIVE '3LOGY' IN JAPAN」は、2026年1月にリリースした韓国アルバム『3LOGY』を携えたワールドツアーの日本公演で、『3LOGY』収録曲を中心に新旧の韓国楽曲で構成。ツアーは1月のソウルを皮切りに、アジア、オセアニアを回り日本へ。そして、再び6月までアジアを回る予定となっている。
スタート前に流れたアルバム『3LOGY』のタイトル曲「Killer Joy」で満員の観客はすでに総立ちの状態。3本の光が集まり大きな1つの塊になると、フロアに突き出したステージにジョン・ヨンファが、さらに左右の袖からイ・ジョンシンとカン・ミンヒョクが登場。3人が集結するトリロジーを意識した象徴的な演出でステージの中央に集まりポジションに着く。
この日のライブは新曲「Ready, Set, Go!」でスタート。ハイスピードのロックチューンで会場は1つになり、2曲目の「Catch Me」ではヨンファのコールで熱狂の渦に包まれる。
オープニングトークでは開口一番「感無量」と口にすると、ジョンシンが「3LOGYは、CNBLUEの3人がそれぞれ軸となって強くなった姿を表したいという意味。ゴールデンウィークのCNBLUEライブ、楽しんでください」と声を上げる。「今日、バランス良いね! 本当に熱いライブになりそう!」と、前日の横浜公演から気に入って使っている「バランス良いね!」をぶち込んでくるヨンファ。
ミンヒョクが「1月にアルバム『3LOGY』をリリースして韓国からスタートしたライブが、ようやく日本公演を迎えました! 11年ぶりのフルアルバムが全曲聞けるライブになっています」と期待を高めた後は、「昔の曲だけど、今回のツアーで初めてライブでやります」という「Nothing」でジョンシンがラップを披露。
「Intuition(直感)」で会場のシンガロングが一体感を高めると、新曲「Lowkey」でテンションを上げ、続く「99%」ではヨンファの「準備いいですか!」の呼び掛けに会場を揺らす声援が上がり、ヨンファが「サイコー!」と叫ぶ。そして「今回のセットリストは、新旧バランスが良いね!」と言えば、ミンヒョクが「バラード、走る曲、集中できる曲と、バランスが良い。今回のようにこんなに早くからドラムをたたいていて心拍数が上がることは、なかなかない」と構成に言及。
そんな中、ヨンファが「今日の衣装、少女時代の『願いを言ってみて(Genie)』みたいじゃない?」とマリンルックのスタイリングについて話し、ジョンシンと一緒に美脚ダンスを踊り出してファンを笑わせる。17年間、共に走ってきたBOICE(ファンネーム)からの熱過ぎる反応に圧倒され、メンバーは「最近、皆さんが怖い」と漏らしていた。
■バラードのセクションでは新曲で会場を優しく包み込む
メロウなヨンファのギターソロから始まった新曲「Bliss」でキュートな雰囲気を作り出すと、ヨンファはギターを外してmoogシンセの太く温かみのある音色で「Domino」のイントロを奏でてムードが一変。日本語バージョンで歌った「Radio」では、会場とのシンガロングで一体感を作り上げると、最後にまたmoogシンセの音を効果的に使い「CNBLUE Forever!」と叫んで歓声を集める。
その声に「ヤバい、ヤバい!」と満足そうな表情を見せるヨンファ。ミンヒョクは「新曲『Bliss』でみんなの集中してくれる雰囲気が良かったです。そのおかげで、実力以上の演奏ができます。この楽しいライブは、皆さんが作ったもの。ありがとうございます」と感謝を伝え、ジョンシンは「これまでの曲で、CNBLUEのいろいろな顔を見せられた。次からは、もっともっと皆さんの力が必要。2倍の声をください」と呼び掛ける。
ヨンファが「今回のワールドツアーでは、久しぶりのオーストラリア、初めてのニュージーランドへも。デビューから17年経ってもワールドツアーできるのは、幸せ。どこの国でも次の曲のための練習をしました」と、客席と「LOVE」のコール&レスポンスとクラップを確認。
レスポンスの良さに、ボイスパーカッションまでマネさせようとして会場とのコミュニケーションを楽しむと、懐かしの「LOVE」に突入。そしてアコースティックギターを手にすると、新曲「Little Things」で甘く爽やかな風を届けていく。
MCではミンヒョクが「後ろから見るヨンファお兄さんの姿が甘い」と言うと、前日に「ヨンファのお尻の形がキレイ」と盛り上がったという話題に。ヨンファが「皆さんに僕のお尻がよく見えるように、来年はここ(ぴあアリーナMM)で、センターステージでのライブをしたい!」と宣言し、客席も大いに盛り上がる。
バラードのセクションではミラーボールの光が幻想的な中、ヨンファの「天才ジョンシンさんが作った曲」という紹介で新曲「The Temperature of Memory」を披露。ジョンシン曰く「時間が経っても消えない、記憶についての曲」というこの曲で会場を優しい温度に包み込む。
そこから「Then, Now and Forever」「Still, a Flower」と続き、ヨンファは「『Still, a Flower』という言葉が夢で浮かんでメモしていました。人と違っても、みんな花のように輝いている存在だというメッセージを伝えたかった」と曲に込めた思いを明かす。
そして、新曲「To The Moon And Back」からはラストスパート。「Between Us」「I'm Sorry」と畳み掛け、ミンヒョクのバスドラのリズムに合わせてヨンファと客席のコール&レスポンス大会からアルバム『3LOGY』のタイトル曲「Killer Joy」で、本編を締めくくった。


■「人生賛歌」の後も止まないアンコールの声
Tシャツに着替えてアンコールステージに登場すると、エレキギターでアドリブセッションを始めたヨンファ。そこからデビュー曲「I'm a Loner」でアンコールがスタートし、そのまま「YOU'RE SO FINE」を続けると、ヨンファとジョンシンが遊びながらプレイ。
ラストはヨンファが指揮者のように会場のファンの歌声を操り、ミンヒョクもドラムから離れてヨンファとジョンシンにマイクを向けて歌わせたが、ヨンファはサポートメンバーや袖にいるスタッフにまでマイクを向けて「It’s you~」を歌わせるなど、会場中を楽しませる。
ヨンファは「サイコー! 一体感すごい!」とご満悦で、ジョンシンも「今回の3LOGYツアーの中で、横浜の一体感が1位です」と話し、ミンヒョクが客席にサムズアップ。ジョンシンが「皆さんにあげたい曲。CNBLUE3人が一緒に作りました」、ヨンファが「みんなと一緒に歌ったら、もっと素敵になると思います」と言い、新曲バラード「Again」を歌い出す。
ミラーボールの光が伸びる中、アコースティックギターに乗せてミンヒョクから歌い始め、ジョンシン、ヨンファとマイクをつなぎ、コーラス部分では客席の歌声も加わって、温かなムードが会場を満たす。ヨンファも「ここから会場を見ると、(ペンライトの光で)宇宙のよう。また会うときまで、元気で。苦しい時は、この曲を思い出してくれたらうれしいです」とファンに伝える。
最後はジョンシンが「久しぶりのアリーナツアーで幸せでした。ありがとうございます」、ミンヒョクが「皆さんが最初から最後まで、たくさんのエネルギーを送ってくれたおかげで、最高の時間を迎えることができました。こうして一緒にステージを作れたことが、すごくうれしいです。これからも、さらに熱いステージを作っていけるように頑張っていきます!」と話す。
そして、ヨンファが「17年間、良い曲を作って、良いライブをして、挑戦してきました。これがCNBLUEのモチベーション。 これからもレべチのバンドになるから、よろしくお願いします! ずっと挑戦、ずっと走ります。皆さんがいるから、CNBLUEがいます。素敵な人生を作ってくれて、ありがとうございます!」と声を上げ、日本オリジナル曲「人生賛歌」に勢いよく突入。
その後、17年間にわたって一緒に歩んできたCNBLUEとファンの人生を讃える曲が終わっても止まないアンコールの声に、日本デビュー曲「In My Head」でWアンコールに応えた。
なお、ツアーの好評とファンからの熱い要望を受け、8月17日(月)、18日(火)に東京ガーデンシアターでの追加公演が決定した。

■CNBLUE「2026 CNBLUE LIVE '3LOGY' IN JAPAN」
◇5月3日(日)◇神奈川・ぴあアリーナMM
<セットリスト>
M01. Ready, Set, Go!
M02. Catch Me
M03. Racer
M04. Nothing
M05. Intuition
M06. Lowkey
M07. 99%
M08. Bliss
M09. Domino
M10. Radio
M11. LOVE
M12. Little Things
M13. The Temperature of Memory
M14. Then, Now and Forever
M15. Still, a Flower
M16. To The Moon And Back
M17. Between Us
M18. I'm Sorry
M19. Killer Joy
M20. I'm a Loner +YOU'RE SO FINE
M21. Again
M22. 人生賛歌
EN1. In My Head

