1931年6月23日生まれの二葉百合子は3歳のときに浪曲師として初舞台を踏み、その後自らの一座を作り天才少女浪曲師として人気を得た。第二次世界大戦後には歌謡曲と浪曲とを融合させた独自の“歌謡浪曲”を確立。とりわけ1971年に発売された「岸壁の母」は以降数年にわたり空前の大ヒットを記録し、1976年には『NHK紅白歌合戦』に初出場。その後も第一線で活躍を続けたが、2011年3月に表舞台から引退。現在は坂本冬美、原田悠里、藤あや子、石原詢子、島津亜矢ら後輩歌手への浪曲指導に当たっている。
今回配信されるのは6月3日に通販限定で発売されたCD6枚組ボックス『日本の母~二葉百合子全集』に収録の全100曲。二葉の歌謡曲デビューを飾った「女国定」や人気曲「関東一本〆」などの“オリジナル”、代表曲「岸壁の母」をはじめとした“歌とセリフでつづる昭和歌謡”、二葉の代名詞である切れ味鋭い関東節を散りばめた“浪曲入り歌謡劇場”にそれぞれカテゴライズされており、いずれの楽曲も他に類を見ない至芸とも言うべき高い技術、そして味わい深い郷愁に満ち溢れている。
表舞台から引退して15年余、なおも各方面からリスペクトされ続ける唯一無二のアーティスト、二葉百合子。今回のリリースを機にその偉大な足跡の一部を是非とも堪能してもらいたい。
◆二葉百合子からのコメント
「このたび私の歌が、新しい形で多くの皆様に聴いていただくことができ、大変嬉しく感じております。今回の100曲は私の歩んできた道のほんのごく一部に過ぎないかもしれませんが、1曲1曲が大切な思い出です。このような機会を作っていただき、心より感謝申し上げます。」
Information
配信リリース情報
『日本の母~二葉百合子全集』
https://bio.to/yuriko.futaba
◆オリジナルを歌う1
1 女国定
2 マドロスさんは大嫌い
3 浪曲ドドンパ
4 一本刀土俵入り
5 次郎長さん
6 佐渡情話
7 波止場の子守唄
8 うきよ音頭
9 渡り鳥だよお客さん
10 母は来ました海越えて
11 里恋数え唄
12 お七恋ごころ
13 残月すみだ川
14 三味線仁義
15 この世はナンセそんなとこ
16 うわさ囃子
17 関の弥太っぺ
18 上杉節
19 湯島の月
20 涙でござんす
◆オリジナルを歌う2
1 流れ三味線
2 霧の棧橋
3 北郷の母
4 夜更けの酒
5 母子星
6 母のなみだ
7 特攻の母
8 草燃える
9 母流転
10 母子草
11 裏町・人情通り
12 みちのく旅鴉
13 おんなの旅路
14 関東一本〆
15 浮き草人情
16 百夜通い
17 人は堂々
18 百年桜
◆歌とセリフでつづる昭和歌謡1
1 岸壁の母
2 哀愁列車
3 赤い夕陽の故郷
4 あゝ上野駅
5 かえりの港
6 未練の波止場
7 喜びも悲しみも幾歳月
8 唐獅子牡丹
9 男の友情
10 おやじの海
11 祝い酒
12 みちづれ
13 恋あざみ
14 おゆき
15 夢追い酒
16 他人船
17 おもいで酒
18 天国に結ぶ恋
19 涙の酒
20 ふるさと
◆歌とセリフでつづる昭和歌謡2
1 お夏清十郎
2 旅姿三人男
3 明治一代女
4 すみだ川
5 十三夜
6 無法松の一生
7 小判鮫の唄
8 おんな船頭唄
9 あの娘が泣いてる波止場
10 リンゴ村から
11 東京だより
12 母子船頭唄
13 さようなら故郷さん
14 連絡船の唄
15 アンコ可愛いや
16 新妻鏡
17 別れ船
18 母の便り
◆浪曲入り歌謡劇場1
1 九段の母
2 船頭小唄
3 男の涙
4 母恋吹雪
5 別れの波止場
6 おさげと花と地蔵さんと
7 別れの一本杉
8 与作
9 雪椿
10 花街の母
11 悲風千里
12 人生の並木路
◆浪曲入り歌謡劇場2
1 瞼の母
2 名月赤城山
3 勘太郎月夜唄
4 大利根月夜
5 流転
6 人妻椿
7 兄弟仁義
8 人生劇場
9 一本刀土俵入り
10 妻恋道中
11 浪曲子守唄
12 岸壁の母~歌謡節「母の叫び」入り~
CDリリース情報
『日本の母~二葉百合子全集』(※通販限定)
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gNKCD-7922/

発売日:2026年6月3日(水)
形態:CD6枚組ボックス
NKCD-7922~7
¥14,300 (tax in)
≪二葉百合子 プロフィール≫
1931年(昭和6年)6月23日、2男3女の5人兄弟の次女として東京都葛飾区に生まれる。
浪曲師の父・東若武蔵に師事し、3歳で初舞台に上がる。父が横綱双葉山のファンであったことから「二葉」を芸名に、百合子は本名である。
幼少のころから「二葉百合子一座」として全国を回り、戦時中も地方公演を続け、自身も空襲や戦争を経験して昭和20年14歳で終戦を迎える。
9歳のときに浪曲師としてポリドールレコードに専属入社。デビュー作は「乃木将軍と辻占売り」。1957年(昭和32年)にキングレコードより「女国定」で歌謡曲デビュー。父が戦時中に考案し、二葉が生み出した「歌謡浪曲」のスタイルを確立させる。
1970年(昭和45年) に文化庁芸術祭賞優秀賞受賞。事実をもとに作られ、菊池章子が歌ってヒットさせた「岸壁の母」を1971年(昭和46年)に台詞入りで発表。各地の公演ごとに話題となり、足掛け4年近くをかけて全国的な大ヒットとなった。その他「瞼の母」、「一本刀土俵入り」、「関東一本〆」など代表曲多数。2007年(平成18年)「芸能生活70周年コンサート」を行い、同年旭日小綬章を受章。2010年(平成22年)3月に引退を表明し、全国各地およそ100公演におよぶ“さよなら公演”ツアーを敢行し、2011年(平成23年)3月、NHKホールでファイナルコンサートを行い77年に及ぶ芸能活動の幕を閉じる。引退後の現在も浪曲の師匠として、石原詢子、坂本冬美、島津亜矢、原田悠里、藤あや子(五十音順)といった歌手たちや後進の育成に力を注いでいる。







