
ジョージ・ルーカスが生み出し、世界中で社会現象を巻き起こし続けてきた「スター・ウォーズ」。この度は、6月24日(水)の「UFO記念日」にちなんで、「スター・ウォーズ」の物語に欠かせない宇宙船とその登場シーンを振り返る(以下、一部作品のネタバレを含みます)。
■「スター・ウォーズ」の物語に欠かせない宇宙船とその登場シーンを振り返る
6月24日(水)は、1947年にアメリカの実業家が9個の空飛ぶ円盤を目撃したことがきっかけとなり「UFO記念日」とされている。その後も飛行物体の目撃情報が相次ぎ、アメリカ空軍が「UFO(Unidentified Flying Object=未確認飛行物体)」と名づけ、その呼び方が一般的になった。
はるか彼方の銀河系の物語を描く「スター・ウォーズ」シリーズでは、銀河を駆け巡る宇宙船としてミレニアム・ファルコンや、Xウイング、スター・デストロイヤー、レイザー・クレストなどが登場し、その数々の雄姿を人々の目に焼き付けてきた。そんな「スター・ウォーズ」の物語に欠かせない宇宙船とその登場シーンを振り返る。
なお、各「スター・ウォーズ」シリーズ作品はディズニープラスにて配信中。
■ハン・ソロの愛機にして反乱軍に勝利のきっかけをもたらしたミレニアム・ファルコン
ミレニアム・ファルコンは1977年に公開された「スター・ウォーズ」の記念すべき1作目「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」で初登場。本作では、後に伝説のジェダイとなる青年ルーク・スカイウォーカーを主人公に、ドロイドのR2-D2やC-3PO、“ならず者”で密輸業者のハン・ソロとその相棒チューバッカ、そして師となるジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービと共に、シスの暗黒卿ダース・ベイダーに囚われたレイアを救うため、銀河の運命を巡る冒険が描かれる。
そんな本作で大きな活躍を見せる宇宙船の1つがミレニアム・ファルコンだ。見た目はボロのジャンクにしか見えない貨物船だが、シールドやハイパードライブなど多くの強力な秘密装備が隠されている。帝国軍の究極兵器、デス・スターの破壊作戦では、ルークが帝国軍の敵船に狙われ窮地に追い詰められると、一度は戦いから逃げたハン・ソロがミレニアム・ファルコンと共に舞い戻りピンチを救った。
この活躍を筆頭に、ミレニアム・ファルコンは反乱軍が帝国に勝利したいくつかの戦いにおいて重要な役割を果たしており、旧三部作から30年後を舞台に描く続三部作でもSWシリーズの冒険を支え続けている。

■帝国の究極兵器デス・スターの破壊に成功したXウイング・スターファイター
「新たなる希望」では主人公ルークがハン・ソロたちと共にデス・スターの破壊の任務を任される。そんなルークが操り敵地に飛び込んでいく宇宙船が、Xウイング・スターファイターだ。銀河の戦いの最前線で活躍する高速の宇宙戦闘機であるスターファイターの中でもXウイングは、速度と火力のバランスに秀でた反乱軍が使用する多目的スターファイターであり、レーザー砲や魚雷ランチャーなどの重装備で、帝国軍の繰り出すいかなる攻撃にも相対する能力を持つ。
このXウイングに乗り込むルークは、オビ=ワンたちと出会ったことで反乱軍と共に帝国軍との戦いへと身を投じていくことになるが、ルークは類まれなる操縦技術を見せ、さらにジェダイとしての才能を開花させていき自身のフォースを信じることで、ダース・ベイダーが自ら操縦する敵船に追い詰められながらも見事にデス・スターの破壊を成功させる。
また、2027年5月28日(金)に全米公開が決定している「スター・ウォーズ/スターファイター」は、タイトルに宇宙船スターファイターの名前が入っていることから、観客の心を揺さぶる新たな激闘への期待が高まっている。

■映画の冒頭から観客を驚かせた帝国の巨大主力艦スター・デストロイヤー
スター・デストロイヤーは帝国軍の主力艦であり、全長1600メートルもの巨大さを誇る。「新たなる希望」の冒頭で初登場した際には、その大迫力の姿と小さな宇宙船を追い詰める様子に、当時の観客たちを驚かせた。
船体は特徴的なくさび形をしており、強力なレーザー砲と敵船を強制的に自艦に引き寄せるトラクター・ビーム投射装置で覆い尽くされている。腹部には帝国軍の戦闘機タイ・ファイターなどの小型の船や拿捕した宇宙船を係留させておくことも可能。さらに、「スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)」では、通称スーパー・スター・デストロイヤーという通常のスター・デストロイヤーの何倍もの大きさを誇る超巨大戦艦が登場し、ダース・ベイダーが乗り込むその船が名曲「The Imperial March(Darth Vader’s Theme)」と共に登場すると、その存在感で観客に絶望と畏怖を感じさせた。
■マンドーとグローグーが冒険を繰り広げるレイザー・クレスト
レイザー・クレストは、オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」で主人公の孤高の賞金稼ぎマンドーと、彼の仕事のターゲットであったフォースを秘めた幼い孤児のグローグーが冒険を繰り広げる宇宙船。本作は、「スター・ウォーズ」をこよなく愛するデイヴ・フィローニをはじめとする制作陣が、「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想のもと丁寧に作り上げたシリーズだ。
物語の中で、マンドーが不思議な縁を感じグローグーを助けてからは、いつも2人一緒にこのレイザー・クレストに乗り、銀河を移動したり敵と戦ったりと、冒険を共にしてきたもう1人の仲間とも呼べるような存在だが、いたずら好きで好奇心旺盛なグローグーにとっては、レイザー・クレストもおもちゃのように扱われてしまうこともある。
シーズン1の第3話ではグローグーが操縦レバーに目をつけ、球状のパーツを外して遊んでしまったことでマンドーに叱られてしまう。また、シーズン2の第4話では、故障したレイザー・クレストの修理にグローグーが挑戦するが、赤と青のワイヤーが入り混じる複雑な手順に戸惑い、ついにはマンドーの指示を守らずワイヤーを接触させ感電してしまう。
それでもグローグーは、けろっとした姿で満足げな顔を見せ、5月22日より公開中の最新映画「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」でもマンドーとグローグー2人の活躍が、世界中で映し出されている。

