
7月31日(金)に全国公開されるディズニーの実写映画「モアナと伝説の海」日本版声優発表スペシャルイベントが6月23日に都内で開催され、モアナ役のTSUZUMI(ME:I)とマウイ役の尾上松也が登壇。TSUZUMIによる劇中歌「どこまでも ~How Far I'll Go~」初披露も行われた。
■尾上松也がアニメーションに続いてマウイ役に
2016年に公開(日本では2017年)されたアニメーション映画「モアナと伝説の海」(ディズニープラスで配信中)が実写化。神秘的な伝説が息づく南海の楽園モトゥヌイ島に暮らす、海と特別な絆で結ばれた少女モアナが、世界を救うため大海原へと冒険の旅に出る。将来島のリーダーとなる運命を背負いながら海と人々を救うモアナ役には19歳の新人キャサリン・ランガイアが抜てきされ、半神半人の英雄マウイはアニメーション版でも同役の声優を務めたドウェイン・ジョンソンが演じる。
日本版ではTSUZUMIがモアナ役を、半神半人のマウイ役はアニメーション版でも同役の声優を務めた尾上松也が続投となった。
イベントはまず、松也によるマウイの声が開始を告げ、本人が登場。「アニメーション版から、マウイ役は誰にも譲りたくないと思っていたので、実写版のお話を頂いたときもうれしかったです」と意気込む。
そして気になるモアナ役の日本版キャスト発表となるが、松也も「本当にもうぴったりの声で、しかもパワフルで、またアニメーション版とは違うモアナの魅力が存分に発揮されている」と期待を寄せる。するとスクリーンに映像が流れ、TSUZUMIが最終オーディションの場にてサプライズで合格を告げられた様子が映し出された。
2024年に「モアナと伝説の海2」でME:Iが日本版エンドソングを担当したとき、TSUZUMIは活動休止中だった。当時感じた悔しさをオーディションにぶつけ、歌も演技も研究してきた様子も映像で流れ、さらにはアニメーション版でモアナの声を演じた屋比久知奈からのビデオメッセージも。
モアナや大自然を思わせる衣装でTSUZUMIが登場し、劇中歌の「どこまでも ~How Far I'll Go~」を日本語で初めて披露。透明感あるロングトーンボイスを響かせて、モアナ役をつかんだ歌唱力を印象付けた。
活動休止を経て「絶対私もモアナとお仕事をしたいという気持ちが背中を押してくれて、今回オーディションに参加する勇気が出て、選ばれて本当にうれしいし、幸せです」というTSUZUMI。
劇中歌も「モアナの繊細な気持ちが歌で伝わるように、歌い方に緩急をつけたり、たくさんモアナの気持ちを考え抜いて歌ったので、彼女の感情に注目していただけたらうれしいです」と、丁寧に歌ってきたことを明かした。声の演技もアフレコも初挑戦になるが、声優経験のあるME:Iのメンバーに相談したといい、「すごく不安でプレッシャーもあったんですが、私自身モアナとすごく重なる部分が多くて、共感できる感情がたくさんあったので、向き合って頑張りました」と打ち明けた。
■TSUZUMI「皆さんも劇場で『モア夏』をお楽しみください」
自身とモアナの共通点を聞かれると「モアナは島や家族を救うために冒険に出掛けていくけれど、不安や葛藤もすごくあったと思います」と思いをはせ、「私もME:Iのオーディションを受けるときはプレッシャーや『自分にできるのかな』と自信がなくなってしまったりもあったんです。モアナと重なる部分なのかなと思うのと、モアナは決して諦めずに進んでいくのが強さだと思っていて。私も何か目標があったら諦めずに最後までやり遂げる性格です」と、モアナとの共通点を実感しながら作品への思いを語った。
アニメーション版からの続投となった松也も「僕は半分神ではないんですけど(笑)、マウイってサービス精神旺盛なんだと思います。周りの人のために何かしたい、そして喜んでもらいたいという精神が強いキャラクターだと思うので、僕も周りの人が楽しんでいるのを見ると自分がとても楽しくなるので、共通しているところがあるかなと思います」と、盛り上げ上手なところを明かした。
最後に本作の見どころを、松也は「何かを始めよう、何かを踏み出したいと思っている方にとってはとても勇気をもらえる映画だと思いますし、さらにグラフィックもますます進化しています」とアピール。
TSUZUMIは「私が勇気をもらったように皆さんにも勇気を与えられる作品です。夏にぴったりの海がたくさん出てきますし、皆さんも劇場で『モア夏』をお楽しみください」と呼び掛け、イベントを締めくくった。
◆取材・文=大宮高史

