
「本当に悔しいし、苦しかった」日本代表がチュニジア戦で歓喜に沸くなか、”苦渋の決断”を余儀なくされたのは…【W杯】
「本当に悔しいし、苦しかった」
日本代表がチュニジアに勝利するなか、誰よりも悔しい時間を過ごしたのは町野修斗だったかもしれない。
熱に見舞われ、チュニジア戦を前に町野はホテル待機を余儀なくされた。本来ならピッチで戦うためにこの舞台へ来たアタッカーにとって、その現実は受け入れ難いものだった。
ギリギリまで出場への可能性を探ったが、「苦渋の決断」で試合を断念。ホテルのテレビ越しに仲間たちの戦いを見守るしかなかった。
目の前の1試合にすべてを懸けてきた男だからこそ、戦列を離れる決断は簡単ではない。それでも「僕がベンチにいてもできることは少ない」と冷静に状況を受け止めた。悔しさと苦しさを飲み込み、チームのために最善の選択をしたのである。
幸いにも体調は回復した。だが、高熱で失ったコンディションを取り戻す作業は容易ではない。まだ「100パーセントではない」と率直に認める。それでもスウェーデン戦までに万全の状態へ持っていくため、心肺機能を含めて再び体を作り直している最中だ。
「やるしかないですね」
短い言葉に、町野の覚悟が凝縮されていた。オランダ戦で味わった無念を力に変え、今度こそ自らの足でピッチに立つ。その燃えるような闘志を、次のスウェーデン戦でぶつけるつもりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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