北中米ワールドカップのグループステージ第2節までの全試合が、現地6月23日に終了した。すでに決勝トーナメント進出を決めたチームがある一方で、3戦目を待たずに敗退が決まった国もあり、各組で明暗が分かれている。
そのなかで驚きを提供しているのが、グループHのカーボベルデだ。
W杯初出場で、本大会開幕時点のFIFAランキングが67位だったアフリカの小国が、初戦で優勝候補のスペインと0-0で引き分けるサプライズを起こすと、2戦目もW杯で二度の優勝歴を誇るウルグアイ相手に2-2のドローに持ち込んでみせた。
現時点でウルグアイと勝点2で並び、総得点の差で3位につけているカーボベルデ。3戦目のサウジアラビアに勝てば、無条件で決勝トーナメント進出が確定し、引き分けでも他会場のスペイン対ウルグアイの結果次第では、グループステージ突破の可能性は十分にある。
そんな大健闘を見せているカーボベルデを称賛しているのが、初戦で引き分けたスペインの大手紙『マルカ』だ。「ラ・リーガのどのクラブより市場価値が低い」と、そのサプライズぶりを報じている。
大手移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によれば、6月24日時点でカーボベルデの登録メンバー26人の推定市場価格の合計は5450万ユーロ(約89億9250万円)。それに対し、25-26シーズンのラ・リーガ20チームの中で、最も推定市場価格が低いオビエドのトップチーム登録26人の合計額は5580万ユーロ(約92億700万円)となっている。
ちなみに、ラ・リーガで優勝したバルセロナの推定市場価格の合計額は、トップチーム登録24人で11億5000万ユーロ(約1897億5000万円)。カーボベルデの選手で最高額はDFローガン・コスタの1500万ユーロ(約24億7500万円)で、スペイン戦で大活躍を見せて時の人となった40歳のGKヴォジーニャは5万ユーロ(約825万円)だ。
記事では、タレント力で大きく劣るカーボベルデが、スペインとウルグアイを相手に勝点を獲得したことに対し、「W杯の歴史の中で、今後も語り継がれていくチーム」と称賛している。
サウジアラビアとのグループ3戦目は、現地時間6月26日の19時にキックオフ。旋風を巻き起こすカーボベルデは、決勝トーナメント進出という新たな歴史を作れるか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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記事:【W杯】すでに敗退が決まった国は? 北中米カリブ海2、欧州1、アフリカ1、アジア1の計5チーム

