
「FIFAは何の利益も得ていない」批判噴出の“給水タイム”…インファンティーノ会長が説明「短い休憩のおかげで、選手たちは…」【W杯】
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、今大会から導入された「ハイドレーションブレイク(水分補給タイム)」について、その狙いを説明した。
北中米ワールドカップでは、前半の22分と後半の67分にそれぞれ3分間の休憩時間が設けられている。W杯史上初の試みとなったが、試合の流れが頻繁に途切れることへの違和感や、商業的な理由が背景にあるのではないかとの見方も出ている。
米スポーツ専門局『ESPN』によれば、アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督は「今のところは、流れがあまりにも分断されるため、異常に感じる」と否定的なコメントも。そうした声を受け、インファンティーノ会長はFIFA公式サイトの声明で導入理由を説明した。
「暑さが主な理由ではあるが、39日間にも及び、チームによって最大8試合を戦うことになるこの規模の大会では、休息の時間を設けることが極めて重要だ」
また、すべての試合で一律に導入している理由についても言及した。
「私たちにとって最も重要なのは、すべての試合が平等な条件で行なわれることを保証すること。ある監督が暑さを理由に戦術調整を行ない、その後、気温が低いという理由だけでその優位性を失うようなことがあっては公平ではない。同様の条件を確保したいからこそ、すべての試合でこの措置が導入した」
さらに、商業的な利益を目的とした施策ではないと強調した。
「FIFAはこうした休憩によって、まったく何の利益も得ていない。すべての商業契約はかなり前に締結されているため、追加の収入はない。これは金銭的な問題ではなく、純粋にスポーツ的な問題なのだ」
そして、短い休憩が試合のクオリティ向上につながる可能性にも触れた。
「おそらく、あくまで推測だが、この短い休憩のおかげで、選手たちは自分たちの実力を証明しようと、よりエネルギーに満ちたプレーで戻ってくるのかもしれない」
新ルールついて、FIFAトップは選手のコンディション維持と競技の公平性を最優先に考えた措置だと強調している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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