あす(25日)後楽園大会のGHCタッグ級選手権試合「(王者)内藤哲也&BUSHIvs征矢学&飯野雄貴(挑戦者)」に向けた調印式が24日、都内で開かれた。
ネオ・グローバル・タッグリーグ戦を制覇した“情熱MAX"征矢&飯野組が、年初からGHCタッグを守り続ける“LOS TRANQUILOS de JAPON"内藤&BUSHI組に挑戦。インパクト大な揃いの見た目、胸焼けするほどの絶叫、そして一心同体なファイトスタイル。タッグ結成からわずか約2か月でタッグリーグを制覇した“情熱MAX"の勢いは、内藤&BUSHIも認めていた。
調印書にサインした内藤は「タッグと言ったら、この二人っていう印象が徐々につき始めてるのは確か」と語り、情熱MAXばりのダブルモヒカンマスクで現れたBUSHIも「情熱チームの勢いっていうのはチラっと見させてもらったけど、会場の雰囲気はいいですよ。盛り上がってるしね」と認めた。
ただ、当然“認めるだけ"では終わらない。BUSHIは「会場を盛り上げてるんじゃくて、会場で笑われてるってことに気がついた方がいいんじゃないかな?」と指摘し、内藤も「格好とか口調とかを真似すれば、それイコール良いタッグチームなのかと言ったら、そういうわけじゃないんで。確かにタッグリーグは優勝したかもしれない。でも、そう簡単にタッグ王座までは獲れないよ、そう簡単にこのプロレスリング・ノアのリングのタッグの頂点には立てないよって部分を明日の後楽園ホールで二人に痛いほど味わっていただこうかなと思ってます」と言い切った。
内藤はビッグマッチとなる7・18大阪大会では清宮海斗とのシングルマッチも決まっている。「俺の中で今のプロレスリング・ノアって言ったら清宮選手の印象が凄く強いわけで。そんな清宮選手との初めてのシングルマッチ、メチャメチャ楽しみなんですが、その前にこの二人を倒さなきゃいけない。GHCタッグチャンピオンとして、今年のネオ・グローバル・タッグリーグ優勝チームに勝ったうえで、GHCタッグチャンピオンとして7月18日、インテックス大阪大会。清宮選手の目の前に立ちたいなと思ってます」と清宮戦への“ステップ"といわんばかりに不敵な笑みを浮かべた。
一方の情熱MAXは揃いの革ジャンに身を包み、終始優勝トロフィーを抱きしめながら会見。今年、すでに近藤修司と組んで挑戦し、内藤&BUSHIに敗れている征矢は「俺個人としては内藤、BUSHIには借りがあるぜ。だからな、必ず勝って、俺がベルトを巻くぜ。そして! 今NOAHからベルト流出しているGHCタッグのベルトを取り戻すぜえええ!」と絶叫し、内藤には「清宮、清宮、清宮…と、清宮ばっかり見てると、情熱MAXに足元をすくわれるぜえ!」と忠告した。
ついぞ3か月前には飯野とは面識すらなかった征矢だが、今や一心同体。タッグチームとしては約2か月間しかキャリアはないが、会見では要約すると「俺たちは組む前から組んでいた」という妙な主張を展開して絆を強調した。
内藤からは「負けたらタッグリーグ覇者と名乗るな」と要求され、すでに征矢も承諾している。会見では優勝トロフィーを抱きしめながら眠りについたことも告白。負ければその愛すべきトロフィーともお別れとなるだけに、挑戦者ながら“トロフィー死守"も誓って、面白がってちょっかいを出してくる内藤&BUSHIを必死に払いのけていた…。
【調印式の模様】
※飯野、征矢、BUSHI、内藤の順で調印書にサイン
▼飯野「この勢いで! 情熱MAXが! ベルトを獲るんだぜえ! 情熱ううう!」
▼征矢「ついに! ここまで来たぜ。俺個人としては内藤、BUSHIには借りがあるぜ。だからな、必ず勝って、俺がベルトを巻くぜ。そして! 今NOAHからベルト流出している…(内藤&BUSHIに向かって)おい、俺が話してる時に何話してるんだぜ。人の話は最後まで聞くんだぜ。NOAHに! 征矢学がGHCタッグのベルトを取り戻すぜえええ! 以上」
※BUSHIがオーバーマスクを脱いで情熱MAXのモヒカンを模したマスク姿に
▼征矢「何だ? それ」
▼BUSHI「まだ俺が話してないぜ。今日、記者会見じゃないですか。スーツケースを持って、中にスーツ入れてきたんだけど、内藤のこの姿見ちゃったらさ、あ、そりゃそうだよな明日はって思いながらね。別にスーツに着替える必要もないかなと。まあ、見てもらって分かるけど、なぜか隠しちゃってるけど、素敵なモヒカンをね。何だろう。情熱チームの勢いっていうのはチラっと見させてもらったけど、会場の雰囲気はいいですよ。盛り上がってるしね。ただ、会場を盛り上げてるんじゃくて、会場で笑われてるってことに気がついた方がいいんじゃないかな。見た目だけはね、チャンピオンクラスの頭してるけど。ま、俺たちはネオ・グローバル・タッグリーグ戦で清宮&晴斗希組、グッドブラザーズに負けてるんでね。まあ晴斗希の復帰待ちで、とりあえずこの先の防衛プランはもう決まってるから。残念ながら明日は消化試合になっちゃうかな。タイトルマッチだけど。あとは第76代GHCタッグチャンピオンとして当然の結果、明日その現実を見せてやりますよ。お楽しみに」
▼内藤「LOS TRANQUILOS de JAPON、内藤哲也です。今年の1月1日、日本武道館大会からこのプロレスリング・ノアのリングに上がるようになり、そして、ここプロレスリング・ノアのリング、GHCタッグ王座、この両方に凄く思い入れが沸いてきているわけで。やはり、その思い入れが沸いてきているGHCタッグ王座をここで手放すわけにはいかない。俺もBUSHIも参戦したネオ・グローバル・タッグリーグで優勝したことは素晴らしいことだと思うし、この二人に優勝をかっさらわれたこと、凄く悔しいですよ。その悔しさもすべて明日、後楽園ホール大会にて行われるGHCタッグ王座戦にぶつけますよ。そして、これはあまり言うと、お二人は凄く嫌な気持ちになるかもしれないけど、俺、この先、7月18日、インテックス大阪大会。清宮選手とのシングルマッチが決まってるんですよ。俺の中で今のプロレスリング・ノアって言ったら清宮選手の印象が凄く強いわけで。そんな清宮選手との初めてのシングルマッチ、メチャメチャ楽しみなんですが、その前にこの二人を倒さなきゃいけない。GHCタッグチャンピオンとして、今年のネオ・グローバル・タッグリーグ優勝チームに勝ったうえで、GHCタッグチャンピオンとして7月18日、インテックス大阪大会。清宮選手の目の前に立ちたいなと思ってます。そんなとこですね。っていうか、ワイルドなわりには…ワイルドじゃないか」
▼征矢「違うぜ。何だぜ? ワイルドって」
▼内藤「ワイルドじゃないか」
▼征矢「違うぜ。何だぜ? ワイルドって。日本語でしゃべるんだぜ」
▼内藤「ああ、そうなんだっけ? ごめん、ごめん」
▼征矢「英語だぜ、ワイルドは」
▼内藤「なんかずいぶん二人がおとなしいなあって気がしてるんだけど、そんなことないのかな? これが普通なのかな? 案外、リングに上がってないと、こんだけ普通なの? あんまり面白くないのかな? 面白いこと言いたいんじゃないのかな?」
▼征矢「面白い、面白くないじゃないぜ」
▼飯野「そうだぜ」
▼征矢「今、会見だぜ。そんなことより、そっちはなんで服装バラバラなんだぜ?」
▼飯野「そうだぜ」
▼内藤「何で一緒じゃなきゃいけないのかな?」
▼征矢「だいたいタッグチームは一緒だぜ。見てみろ、俺たち。一緒だぜ。8割一緒だぜ」
▼内藤「8割ね。2割は違うんだ」
▼征矢「2割は細かいとこが違うぜ」
▼内藤「まあ、このタッグチーム、いや、このプロレスリング・ノアにおいてなかなかいないし、タッグといったら、この二人っていう印象が徐々につき始めてるのは確かだと思いますよ。ただ、明日タイトルマッチでキッチリ二人を倒したうえで、GHCタッグ、プロレスリング・ノアのタッグ戦線っていったらBUSHIと内藤だよねって皆様に言ってもらえるよう、印象づけるような試合をしたうえで勝利し、そして7月18日、清宮選手の前に立ちたいと思います」
――内藤選手は清宮戦にフォーカスしているが、反論はある?
▼征矢「ただ、清宮、清宮、清宮と、清宮ばっかり見てると、情熱MAXに足をすくわれるぜえ!」
――BUSHI選手から笑われていると指摘があったが?
▼飯野「笑われてねえぜ! 全然笑われてねえぜ! 俺らはそんなことちっとも思ってねえぜ! 情熱だぜ!」
▼征矢「逆にどこが面白いと思うんだぜ? 聞いてみたいぜ。どこが面白いと思うんだぜ? あなたです。どこが面白いと思うんだぜ?」
――見たそのままが面白いのでは?
▼征矢「どういうことだ?」
▼飯野「どういうことだ?」
――3ヵ月前まで面識すらなかったと思うが、タッグを組んで2ヵ月でタッグリーグを制覇した。どのあたりからタッグとしての手応えを感じ、信頼関係を築けたと思えた?
▼征矢「そんなの、一緒にリングに上がる前からだぜ。一目見た時から情熱があふれてるだぜ! どう思うかだぜ。逆にどう思うか。質問返すぜ」
――組んでいくうちに息が合っていった
▼征矢「組んでいくじゃねえぜ!」
▼飯野「その前からだぜ!」
▼征矢「そうだぜ! 最初からだぜ!」
▼飯野「そうだぜ」
▼征矢「なんだぜ? 組んでいくって。よくわかんねえ日本語だぜ」
▼飯野「なんだぜ? なんだぜ?」
――タッグを組む前から組んでいたと?
▼征矢「そうだぜ! だからさっきから言ってるぜ」
▼飯野「それしかねえぜ!」
▼征矢「心は繋がってるんだぜ!」
▼飯野そうだぜ!」
――ロス・インゴ時代から10年以上、行動を共にしているが、情熱MAXとの絆の違いを自負している?
▼BUSHI「絆ね。かわいく見えますよね。ちょっと同じような格好して、凄いですよ。そこだけは勝てないですね。勝てない、勝てない。見た目だけはチャンピオンですよ。楽しみですよ、明日やるのが」
▼内藤「すいません。質問何でしたっけ? 」
▼征矢「ちゃんと聞くんだぜ」
▼内藤「ごめんだぜ」
――情熱MAXは組んでから2ヵ月しかたっていないが、内藤&BUSHI組は10年以上組んできた。絆の違いを感じるのでは?
▼内藤「何年とか、知り合って何年、組んで何年とか、別にそこで競ってるわけじゃないし、実際、この二人は組んで短いかもしれないけど、ネオ・グローバル・タッグリーグ優勝してるわけで、そのへんの結果を出してるって部分では凄いなと思いますよ。ただ、格好とか口調とかを真似すれば、それイコールいいタッグチームなのかと言ったら、そういうわけじゃないんで。確かにネオ・グローバル・タッグリーグは優勝したかもしれない。でも、そう簡単にタッグ王座までは獲れないよ、そう簡単にこのプロレスリング・ノアのリングのタッグの頂点には立てないよって部分を明日の後楽園ホールで二人に痛いほど味わっていただこうかなと思ってます」
――情熱MAXが優勝し、挑戦表明した時、負けたらタッグリーグ優勝の称号を名乗らせないと言っていたが?
▼内藤「タッグリーグ優勝というのは素晴らしい勲章だと思いますよ。俺も優勝したら『俺ら優勝したんだぜえ』って言いたくなってしまうんですけど。でも、優勝して即タイトルに挑戦することはイコール負けたら、やっぱりそれはもうタッグリーグ優勝したんだけどっていうのは言っちゃダメでしょう。優勝した特典がこのGHCタッグ王座への即挑戦だったわけで、それに失敗したら、このあとネオ・グローバル・タッグリーグを優勝したっていうのは、あまり言っちゃいけないんじゃないの? だってその直後のタイトルマッチに負けたんだから。というのが俺の主張で。だからあの時、もし俺とBUSHIに負けたら、もう優勝したっていうことを言わないでよって言ったんですけど。どうですかね。それでいいのかな?」
▼征矢「違うぜ。おそらくだけど、このネオ・グローバル・タッグリーグに優勝できなかった内藤&BUSHIはこのトロフィーを抱いて一緒に寝たかったんだぜ。それが答えだぜ。違うかだぜ?」
▼内藤「寝たいか分かんないけど、欲しかったよね。だからこそエントリーしたわけだし。じゃあ、そのトロフィー、二人は枕にして寝たのかな?」
▼征矢「枕になんかしないぜ」
▼内藤「どうしたの? ずっと飾って寝てたの?」
▼征矢「ちゃんと腕枕して寝たぜ。普通の枕は違うぜ。枕と腕枕は違うぜ。腕枕して寝たぜ」
▼飯野「そうだぜ」
▼BUSHI「抱いて寝たってこと?」
▼征矢「なんだぜ?」
▼BUSHI「トロフィー抱いて寝たってこと?」
▼征矢「抱いて寝たぜ。寝たいのかだぜ?」
▼BUSHI「え、勝ったらもらえるの?」
▼征矢「勝ったらやらないぜ。それは会社に言わないとダメだぜ。勝手に決めることじゃないぜ。寝たいのか? だぜ」
▼BUSHI「いい?」
▼内藤「仮に明日のタイトルマッチで二人が負けたら、もう二度とこのトロフィーを枕にして寝ないでくれる?」
▼征矢「だから枕じゃなくて腕枕だぜ。枕にしたら頭の枕になっちまうぜ。そんなことかわいそうだぜ。腕枕だぜ」
▼内藤「でも明日、もし負けたとしても、俺らネオ・グローバル・タッグリーグ優勝チームだからって言うのかな?」
▼征矢「言わなくていいぜ。それはリング上で約束したぜ。情熱に二言はねえぜ」
▼飯野「そうだぜ」
▼内藤「いいねえ。じゃ明日の試合後、悔しい思いをしてリングを降りる二人の姿、俺は楽しみにしてるから」
▼征矢「それはないぜ」
※写真撮影後、内藤がトロフィーに手を伸ばすと
▼征矢「触るんじゃねえぜ! ダメだぜ」

