最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
スウェーデン戦でシャドーの組合せはどうする? 鎌田と伊東を“温存”なら前田&堂安のコンビか【識者の見解】

スウェーデン戦でシャドーの組合せはどうする? 鎌田と伊東を“温存”なら前田&堂安のコンビか【識者の見解】


 北中米ワールドカップのグループステージは最終盤を迎え、注目のC組の最終順位が決定した。1位はブラジル、2位はモロッコとなり、日本がF組を1位通過した場合、ラウンド32の相手はモロッコ、2位通過ならブラジルとぶつかることになった。

 森保一監督は「目ざすべきところで言うと、1位通過したい」とスウェーデン戦の前日会見で語っていたが、現状では2位通過の可能性が高い。

 そのスウェーデン戦は、現地6月25日に行なわれる。29日にラウンド・オブ32の試合が中3日で控えていることを考えると、ここまでの主力級の何人かは温存することになりそうだ。

 疲労を考慮して17日の全体練習を回避し、別メニュー調整だった上田綺世、2戦連続スタメンの鎌田大地、伊藤洋輝、30代の伊東純也らのベンチスタートは十分に考えられる。

 こうしたなか、気になるのがシャドーの組合せだ。改めて今大会の2試合を振り返って見ると、初戦のオランダ戦では前田大然&久保建英のコンビでスタート。後半途中から久保と伊東が組み、終盤は2トップ気味の布陣にシフトしている。

 続くチュニジア戦は鎌田&伊東でスタート。早い段階で得点を重ねた後は、中村敬斗と伊東、鈴木唯人と伊東と変化していった。

 そのうえでスウェーデン戦を迎えるわけだが、鎌田と伊東がスタメンを外れると想定するなら、今回は前田&堂安律で行くのではないか。
 
「オランダ戦を見ていても、オープンな試合になっていたので、よりチャンスになるかなというのは見ていて個人的にも思いました。実際、2トップと後ろの間延びが凄いので、そこはチャンスかなと。しっかりゴールだったり、アシストを含め、攻守両面で貢献できればいいかなと思います」と、前田も狙いどころを指摘していた。

 2戦目でオランダに1-5と大敗したスウェーデンの守備陣は、相手のスピードと裏抜けに対応できず、やすやすと背後を取られ、またギャップに飛び込まれていた。前日会見でグレアム・ポッター監督は「前の試合のような守備ではダメ。改善しないといけない」と強調。同じ轍を踏まないように対策を講じているようで、日本はやや苦しむかもしれない。

 それでも、サイドからのクロスに飛び込める前田のような速い選手を置いておけば、得点確率が上がるのは間違いない。日本屈指の韋駄天がグイグイと相手のラインを下げ、空いたスペースを堂安が有効活用しながら自慢の左足を振り抜けば、背番号10の2大会連続ゴールも現実になりそうだ。

 ご存じの通り、第二次森保ジャパンの堂安は、右ウイングバックが主戦場としており、守備のハードワークを求められることが圧倒的に多かった。オランダ戦でコディ・ガクポを封じた粘り強い守備を見ても、その貢献度は高く評価されるべきだ。

 しかしながら、本人が「自分の武器はゴール」と言い切る通り、彼にはここ一番で決め切る勝負強さがあり、フィニッシュの精度も高い。その非凡な能力を眠らせたままにしておくのはもったいない。スウェーデン戦では本領発揮といきたい。
 
 前田と堂安がインサイドに入るとすれば、左右のウイングバックは同じ2000年生まれの中村と菅原由勢を据えるか。左の中村は3試合連続スタメンで出ずっぱりになるが、リーグ・ドゥが5月9日に終了し、今回の代表活動までしっかり休養を取っている。他のメンバーよりも“強硬日程”は問題ないはずだ。

 そのうえで、右の大外に菅原が陣取り、中村とU-15日本代表時代からの関係性を活かせば、前田や堂安らに数多くのチャンスボールを供給できそう。ゴールの確率も自ずと上がってくると見ていい。

 前田と堂安以外のシャドー要員を見ると、チュニジア戦でW杯デビューした鈴木唯も期待でき、塩貝健人もガツガツ感を前面に押し出していて、途中から投入できそうだ。フレッシュな人材も使いながら、選手層を厚くしておけば、決勝トーナメント以降の戦いにも必ずプラスになる。
 
 その段階になれば、オランダ戦で膝を痛めた久保も復帰する予定だが、スウェーデン戦は「選手層を広げつつ、勝点1以上を確保する」というテーマに挑める貴重な機会。それを活かさない手はない。

 まだ決勝トーナメント進出が確定していない分、森保監督としても慎重にならざるを得ないところはあるだろうが、前向きなチャレンジは今後につながる。日本がここから、一層、機運を高められるのか。それはスウェーデン戦にかかっている。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!

【画像】メッシ、エムバペ、ネイマールも! 世界のスター選手はどんなポーズ? FIFA公式ポートレートの厳選ショットを一挙公開!

【記事】「今だったらもっと化け物に」──森保ジャパンでも共存可能? 中田英寿という“終わらない夢”
配信元: SOCCER DIGEST Web

あなたにおすすめ