最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
ヒートへ電撃トレードのアデトクンボに最初の壁。元MVPはネガティブな意見を跳ね返せるか<DUNKSHOOT>

ヒートへ電撃トレードのアデトクンボに最初の壁。元MVPはネガティブな意見を跳ね返せるか<DUNKSHOOT>

現地時間6月22日(日本時間23日)、『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が、ミルウォーキー・バックスとマイアミ・ヒートの2チーム間で大型トレードが合意に達したと報じた。

 この動きによって、バックスはヤニス・アデトクンボとボビー・ポーティスをヒートへ放出。その見返りにタイラー・ヒーロー、ケレル・ウェア、ハイメ・ハケスJr.、カスパラス・ヤクチョニス、1巡目指名権3つ(今年の13位を含む)、指名権のスワップ権ひとつ、および2巡目指名権ひとつを獲得することになる。

 2度のMVP受賞を誇るスーパースターを獲得したヒートだが、これで一気に優勝候補に躍り出たと考えるのは早計だ。

 現時点で、来季も契約下にいる主力はバム・アデバヨ、デイビオン・ミッチェル、ニコラ・ヨビッチくらい。アンドリュー・ウィギンズがプレーヤーオプション、ノーマン・パウエルは完全FA(フリーエージェント)のため、彼らの慰留か別の補強が必須になる。
  23日にソーシャルメディアへ公開された『Skap Attack』で、元スポーツコラムニストのジェイソン・ウィットロックはアデトクンボを「退屈なスーパースター」と評し、こう発言した。

「彼は面白みに欠ける。ヤニス・アデトクンボを見るためにチケットを買う人なんていない。彼はマジック・ジョンソンではないし、素晴らしいシュート力を誇るラリー・バードでもない。ましてや、圧倒的な身体能力と闘争心を持つマイケル・ジョーダンとも違うし、アレン・アイバーソンでもない」

 アデトクンボが“退屈”かどうかはさておき、同氏が挙げた4選手とは明らかにタイプが異なるのは事実。211cm・110kgのサイズに加えて速さも併せ持つ男は、コート上のすべてのポジションを単体でガードでき、リムプロテクションもこなすディフェンス力がある。

 オフェンスではペイントエリアへ侵入して相手チームのリムを強襲するダンクを連発するほか、ショートエリアやミッドレンジからジャンパーを沈めることも可能だ。

 今季こそふくらはぎの相次ぐ負傷のため36試合の出場に終わったとはいえ、平均27.6点、9.8リバウンド、5.4アシスト、フィールドゴール成功率62.4%と、コートに立てばエリート級の数字をマーク。昨季まで7シーズン続けてオールNBA1stチーム入りを果たした31歳は、コンディションさえ回復すればトップレベルに君臨できる実力者なのは間違いない。 13シーズンを過ごしたバックスで、アデトクンボは2021年にリーグ制覇とファイナルMVPを獲得したほか、シーズンMVPに2度、20年には最優秀守備選手賞にも選ばれるなど、輝かしい実績を残してきた。

 ちなみに、MVPに複数回選ばれた選手がトレードされた例は、過去3度。

 FAになってサイン&トレードで移籍したレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ→ヒート)とスティーブ・ナッシュ(フェニックス・サンズ→ロサンゼルス・レイカーズ)を除くと、1968年のウィルト・チェンバレン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ→レイカーズ)、75年のカリーム・アブドゥル・ジャバー(バックス→レイカーズ)、82年のモーゼス・マローン(ヒューストン・ロケッツ→シクサーズ)に続く4例目となった。

 なお、チェンバレン、ジャバー、マローンはいずれも移籍後に優勝を達成している。
  今季イースタン・カンファレンス10位の43勝39敗(勝率52.4%)に終わり、プレーオフ連続出場が6シーズンで途切れたヒートは、パット・ライリー球団社長が統括し、“常に競い合って勝利を目指す”ことを身上にしているチームだ。

 周囲からネガティブな声が上がろうと、エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)の下、誰よりも勝利を欲するアデトクンボがリーダーシップを発揮し、再び王座へ辿り着けるか必見だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

ヤニスがヒートへ電撃移籍!13年過ごしたバックスとついに決別、リーグを騒がせたトレード騒動に幕<DUNKSHOOT>

アデトクンボの移籍でまた1人フランチャイズプレーヤーが減少…NBAで6人しかいない“絶滅危惧種”の顔ぶれは<DUNKSHOOT>
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ