
「ちょっとは敬意を払え!」悪夢の敗戦から1時間後…韓国代表MFが“マナー違反”の南アフリカ一団を一喝→あわや乱闘の緊急事態に現場騒然【W杯】
アジアの虎にとっては、まさに悪夢の黒星となった。
現地6月25日、北中米ワールドカップ・グループAの最終戦が行なわれ、韓国代表は南アフリカに0-1で敗北。一進一退の攻防のなか、63分にマセコに先制点を決められると、その後も拙攻が続いてゴールチャンスを掴めぬまま、勝点3(1勝2敗)の3位でグループステージを終えた。
3位でのラウンド32進出に可能性を残したものの、実力で下回ると見ていた南アフリカに負けた事実に韓国メディアやファンは愕然。試合から1時間後、取材のミックスゾーンに現われた韓国代表選手たちにも厳しい質問が投げかけられた。
そんななか、取材エリアで一触即発のハプニングが起こる。韓国メディア『イーデイリー』や『スターニュース』などが伝えている顛末は次のようなものだ。
ミックスゾーンに先に出てきた韓国の選手たちが取材対応している最中、南アフリカの一団が大音量で勝利を祝う合唱を繰り広げながら登場する。あまりにうるさかったため、ファン・インボムやイ・ガンインがインタビューを中断してやり過ごそうとしたが、どういうわけか、南アフリカのスタッフのひとりが足を止めたために一団もストップ。大合唱が響き渡るなか、韓国の記者がそのスタッフに前進を促したところ、逆ギレされて口論に発展。「セレモニーを邪魔するな!」など声を荒げて反論し、瞬く間に現場が騒然となる。
他のメディアや協会関係者も交じって怒号が飛び交うなか、こうした状況に我慢して切れなかったファン・インボムが「ちょっとは敬意を払ったらどうだ!」と割って入ると、さらに状況はエスカレート。FIFAの関係者らが仲裁に入ったため大事には至らなかったが、きわめて危険な状況だったという。
『イーデイリー』は「FIFAの規定にはミックスゾーンでの騒音を取り締まるルールは存在しないが、明らかに勝利の喜びに乗じて、韓国をあざ笑おうという意図があったように見えた」と報じ、『スターニュース』は「双方の感情が高ぶり、物理的な衝突の一歩手前にまで発展しかけた。南ア側のスタッフはミックスゾーンを出る最後の瞬間まで、韓国代表を皮肉るような不快なジェスチャーをやめなかったが、選手たちは相手の挑発に乗ることはなく、その後は冷静に対応した」と伝えている。
あらためてマイクの前に立ったファン・インボムは、「特定の敗因を挙げるというより、チーム全体として力不足だったから、このような悪い結果になった」と総括。「今はどんなことを言っても言い訳に聞こえてしまうと思う。結局、自分たちの力不足で負けた。もし奇跡的に次のチャンスが与えられるなら、今よりもはるかに強い気持ちで臨まなければならない」と話し、前を向いた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】これは許される? 韓国戦後、ミックスゾーンで大合唱する南アフリカ代表団
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