
「国に帰れないレベル」日本代表は優勝候補フランス以上に“最も避けたい相手”との対戦が決定してしまった【W杯】
現地6月25日に開催された北中米ワールドカップのグループステージ第3節で、日本代表はスウェーデンと対戦。1-1のドローに終わり、2位通過が決定し、ラウンド32ではFIFAランキング5位でC組1位のブラジルとの対戦が決定した。
グループ1位だったとしても、前回4位のアフリカ王者モロッコが相手で、3位ならFIFAランキング2位の優勝候補フランスと対戦する可能性もあった。いずれにしても厳しい相手だが、個人的にはブラジルは最も避けたい相手だった。
組織力はモロッコより下回り、個の能力でもフランスには及ばない。では、なぜブラジルが最悪の。昨年10月の対戦で勝っているからだ。
ブラジルは、恥辱となったその敗戦を挽回しようとモチベーションは相当に高いだろう。もし日本に連敗しようものなら、それこそ「国に帰れない」レベルだ。
10月の対戦で、森保ジャパンは最終的に3-2で逆転勝ちしたとはいえ、前半に2点を先制された事実を忘れてはいけない。その試合では、2点をリードして折り返したブラジルに明らかに隙があった。
実際、その一戦で反撃の狼煙を上げるチームの1点目を決めた南野拓実は、モナコの同僚であるブラジル代表DFカイオ・エンリケのこう語っていたと話してくれた。
「(ブラジル代表監督のカルロ・)アンチェロッティがハーフタイムに『絶対にこのまま緩めるな』って言ったらしいですけど、カイオが言うには、何人かの選手は『勝ったやろ』って感じになっていたみたいで」
試合後、稀代の名将は「めっちゃ怒っていた」という。
一度敗れている日本に対し、もう緩みは見せないだろう。本気のブラジルは、やはり恐ろしい。
日本もその時の経験が自信となり、臆することなく戦えるだろう。それでも、やはりブラジルだけは避けたかった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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