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「日本は本物のサッカーをしている」完敗から20年、神様ジーコが進化を紐解く。2006年との違いは明確「最大の問題は…」【W杯】

「日本は本物のサッカーをしている」完敗から20年、神様ジーコが進化を紐解く。2006年との違いは明確「最大の問題は…」【W杯】


 ブラジル代表のレジェンドで、元日本代表監督のジーコ氏が国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューに対応。母国と、かつて指揮を執った古巣の戦いについて語った。

 北中米ワールドカップにおいてブラジルはC組1位、日本はF組2位で突破。その結果、両者は現地6月29日にヒューストン・スタジアムで行なわれる、ラウンド32で相まみえることとなった。

 もっとも、ジーコ氏の立場は明確だ。

「ブラジルを応援するよ。結局のところ、私はブラジル人だからね。だが、日本が勝ったら、それで構わない。分かっているのは、素晴らしい試合になるということ。日本は本物のサッカーをしているからね」

 ジーコジャパンとしてブラジルと戦い、1-4で完敗したドイツW杯から20年。御年73歳の“神様”から見ても、「今の日本は競争レベルが上がっている」という。

「選手たちはヨーロッパに渡ってきた。かつてのブラジルや南米の選手たちみたいにね。ワールドカップメンバーの26人中、23人がヨーロッパでプレーしている。ブンデスリーガ、セリエA、プレミアリーグといったリーグでプレーしているんだ。日本でプレーしている3人のうち、2人はゴールキーパーで、もう1人は長友佑都だ。彼は経験豊富なリーダーとしてチームにいる。5度目のワールドカップだ。

 日本はどことも競う準備ができている。ここ数年、彼らはブラジル、ドイツ、スペイン、イングランドを倒してきた。本当に、どんな相手に対しても準備ができているんだ」
 
 ジーコ氏は日本の進化を具体的に掘り下げ、「もちろん戦術的にも向上した。でも日本にとって最大の問題だったのは、ずっと精神面だったんだよ。今の彼らは困難に対処し、ビハインドを背負っても応じられるようになった」と説明。34分に玉田圭司が先制点を挙げるも、前半のうちに同点弾を浴び、逆転負けしたW杯での前回対戦を例に挙げ、こう語った。

「2006年は、突破のために2点差での勝利が必要だった。そして1-0と先制したが、前半終了間際に追いつかれたんだ。今のチームにはもっと経験がある。彼らならボールをキープし、前半を終わらせるだろう。当時の日本はそれができなかった。

 リードしたまま後半を始められていたら、状況は違っていたかもしれない。でも、ロナウドがまさに前半終了直前にヘディングシュートを決めたんだ。それでよく、彼は私がアイドルだなんて言えるよね?彼が決めた唯一のヘディングが、私との対戦だったんだ(笑)」

 20年越しの再戦。ジーコジャパンからバトンを引き継いだ森保ジャパンは、王国撃破なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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