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「相手を圧倒するのではなく、息の根を止める」森保Jはなぜ手強いのか。米大手が鋭い指摘。次はブラジル戦「ラウンド32でこれ以上の試練はない」【W杯】

「相手を圧倒するのではなく、息の根を止める」森保Jはなぜ手強いのか。米大手が鋭い指摘。次はブラジル戦「ラウンド32でこれ以上の試練はない」【W杯】


 4つのテーマで日本代表のスウェーデン戦を振り返った。アメリカ大手メディア『FOX SPORTS』が報じている。

 日本は現地6月25日、北中米W杯のグループF最終節でスウェーデンと対戦。前田大然のゴールで先制し、アントニー・エランガの得点で追いつかれ、1-1で引き分けた。この結果、グループ2位で決勝トーナメント進出を確定させた。

 記事ではまず、日本の戦いぶりを簡潔に説明する。

「2位、無敗、勝点5、そして対戦相手は誰一人として、彼らとの90分間を楽に過ごせなかった。これが、日本のグループステージを一言で表わす言葉だ。森保一監督が率いるチームは、相手を圧倒するのではなく、息の根を止める。彼らは整然とした規律あるブロックを形成し、ボールを譲るのは脅威にならない場所で、そして致命的なスピードでカウンターを仕掛ける。前田大然の先制ゴールがその典型だった。ボールを奪い返し、3本のパスをつなぎ、決め切った」

 なぜ日本は“イージー”な相手ではないのか。

「このチームを相手にプレーするのが非常に難しいのは、攻撃すべき明確なポイントが見当たらないからだ。中核となる選手たちは欧州で毎週、こうした状況に直面しているため、大一番でも動じない。フェイエノールトの上田綺世の圧倒的なスピードは、どんなハイラインに対しても脅威となるだろう。

 その背後には、前田の巧みなプレー、鎌田大地のパスワーク、そして堂安律の直線的な突破があり、どこからでも危険が迫ってくる。ワールドカップ開幕から3試合を終え、このグループで最も打ち破るのが難しいチームであることは明らかであり、もはやそれを『過大評価』と呼ぶ者はいなくなった」
 
 一方、スウェーデンに関しては、「明らかな弱点もない」などと評価しつつ、「彼らの限界は2人の選手によって決まる。アレクサンデル・イサクとヴィクトル・ヨケレスの存在こそが、スウェーデンが強豪国を苦しめるか、早々に敗退するかを左右する」とし、「今日は彼らの日ではなかった」と評する。

 なぜなら、立ちはだかった相手が、日本だったからだ。

「ヨケレスが不振だったのは偶然ではない。日本が彼を不振に追い込んだのだ。森保監督の守備陣は幅を狭く深く保ち、陣形を崩されることを拒み、この大柄な選手にターンして走り出す隙を一切与えなかった。スウェーデンがロングボールを蹴るたびに、2人の選手が彼を迎え撃った――1人は正面から、もう1人は背後から身体を張って阻止した。多くの守備陣を翻弄する『クロス&クラッシュ』の戦術も、ここでは翻弄すべき相手を見つけられなかった。

 イサクも同様の扱いを受け、スルーパスのルートは静かに封鎖され、得意ではないサイドへと追い込まれた。スウェーデンは人数もスペースも確保していたにもかかわらず、アントニー・エランガが遠距離から即興でシュートを放つまで、決定的なチャンスを作り出すことはできなかった。

 一言で言えば、ボールを握っていても、フィールドを支配していても、チャンスさえ掴めないということだ。彼らを倒すにはスーパーゴールが必要だったが、90分間、グループ屈指のストライカー2人はほとんどシュートを枠にさえ飛ばせなかった」

 そして最後に、今後を展望する。

「勝ち進んだチームは、いずれも実力で勝ち取ったと言える。その『ご褒美』についてだが、率直に言って残酷なものだ。無敗で勝ち抜いた日本の相手は、グループC首位通過のブラジル――飛ぶようにプレーするヴィニシウス・ジュニオール、復帰を果たしたネイマールが待ち構えている」

 間違いなく、難敵だ。「日本が本物の強豪なのかどうか、想像しうる限り、最も激しい形でその真価が問われることになるだろう。ラウンド32のステージにおいて、これ以上の試練はない」。歴代最多5度の優勝を誇る“王国”に勝てるのか。注目の一戦は日本時間で6月30日の2時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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