サッカーの北中米ワールドカップ(W杯)は現地6月25日(日本時間26日)、グループF第3戦で日本がスウェーデンと1-1で引き分け、グループ2位通過が確定した。決勝トーナメント1回戦はグループC1位のブラジルと対戦する。森保ジャパンが世界に見せたグループステージの戦いに元日本代表監督から激賞が届いている。
前半をスコアレスで終えた日本は56分、中盤で田中碧が右サイドの菅原由勢にパスを出し、ボールをつなぐと、中央の堂安律がスルーパス。斜めに走りこんだ前田大然がワントラップでピタリとコントロールすると、右足でゴール左に流し込んだ。
しかし、6分後にスウェーデンのFWアントニー・エランガにペナルティーエリアの角から強烈なシュートを振り抜かれると、ゴール左隅に吸い込まれた。その後は、スウェーデンの反撃で日本は耐える時間帯が多かったが、GK鈴木彩艶のスーパーセーブもあり1-1で終了。ドローに終わったが、勝点1を積み上げてグループステージ突破を自力で決めた。
森保ジャパンの試合巧者ぶりに元代表監督が関心を注いでいる。2002年日韓大会で日本を指揮したフィリップ・トルシエ氏は試合後、自身のXを更新。「日本にとって、まさにふさわしい勝ち上がりだった」と突破を称えた。
現在71歳となったトルシエ氏は試合展開について「前半の日本は、激しいプレー、高い技術力、チームとしての規律、そして堅固な守備組織が光る、非常にコントロールされた展開だった。後半、スウェーデンは猛攻を仕掛けてきたが、日本は粘り強さと不屈の精神、そして困難を乗り越える力を示した」と統括した。
次戦のブラジル戦に向けては「日本は、プレーの仕方だけでなく、必要な時にはどう戦うかも心得ている。ブラジルとのエキサイティングなラウンド・オブ32を控えて、今や必要な要素はすべて揃っている。がんばれ、日本!」と、森保ジャパンの躍進に期待を寄せた。
W杯で日本は過去にブラジルと2006年ドイツ大会の1次リーグで対戦しており、当時は1-4で完敗を喫した。直近の対戦では昨年10月に行なわれた親善試合で2点のビハインドを跳ね返し、歴史的な逆転勝利(3-2)を収めている。本気のカナリア軍団に歴代最強の森保ジャパンが挑む。
構成●THE DIGEST編集部
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