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ピアース、ヤニスのヒート行きは「一か八かの大勝負  グリーンは「ただ負けるだけになる可能性」<DUNKSHOOT>

ピアース、ヤニスのヒート行きは「一か八かの大勝負  グリーンは「ただ負けるだけになる可能性」<DUNKSHOOT>

ヤニス・アデトクンボは現地時間6月22日(日本時間23日)、マイアミ・ヒートへのトレードが合意に至ったと、『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者らによって報じられた。プロ入り後13年間を過ごしたミルウォーキー・バックスをついに去ることになったが、殿堂入り選手のポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)は新天地となるヒートの動きを評価している。

 ギリシャ出身のヤニスは2013年のドラフト全体15位指名でバックスに入団し、以降13年にわたり生え抜きスターとして活躍。21年にはチームを50年ぶり2度目のリーグ制覇に導き、ファイナルMVPに輝いたほか、2度のシーズンMVPに1度の最優秀守備選手賞を獲得、さらに10度のオールスター選出、9度のオールNBAチーム選出、5度のオールディフェンシブチーム選出、NBA75周年記念チーム選出など、数々の個人タイトルも手にしてきた。

 一方で、チームは21年のリーグ制覇をピークに、23~25年は3シーズン続けてプレーオフ1回戦負け。昨季に至ってはヤニスが自己最少の36試合の出場にとどまり、10年ぶりにプレーオフ逸。勝てない状況から徐々にヤニスとバックスの関係性が悪化し、何度もトレードの噂が上がっては立ち消えた末、今回のヒート行きとなった。

 トレードの詳細はヤニスとボビー・ポーティスがヒートへ。その見返りとしてバックスは、タイラー・ヒーロー、ケレル・ウェア、ハイメ・ハケスJr.、カスパラス・ヤクチョニス、ドラフト1巡目指名権3つ(今年の13位指名権を含む)、指名権のスワップ権ひとつ、および2巡目指名権ひとつを獲得するというもの。
  13年間続いたヤニスとバックスの蜜月関係が終わりを告げることになったが、ピアースはポッドキャスト番組『No Fouls Given』で、「マイアミは一か八かの大勝負に出て、見事に目的のものを手に入れた」と評価した。

「マイアミの動きは評価できる。優勝争いに食い込むにはまだいくつかのピースが足りないとは思うけど、全盛期のヤニスをバム・アデバヨと組ませるとなれば、守備面ではリーグ屈指の強力なフロントラインになる。素晴らしい移籍だと思う」

 現役時代にサンアントニオ・スパーズ、トロント・ラプターズ、レイカーズでリーグ優勝を経験した元NBA選手のダニー・グリーンは、今回のトレードを次のように評する

「正直、マイアミよりもミルウォーキーにとってメリットのあるトレードだった。マイアミ側の評価としては『B+』だろう。今のチーム構成のままでは、ヤニスはただ“より良い気候(マイアミの温暖な気候)の中で負ける”だけになる可能性もある。彼らには圧倒的にシュート力が足りないし、ガード陣も足りない」

 また、『No Fouls Given』の共同ホストの1人であるウォズニー・ランブルは、「マイアミには、ドラフト外の選手から“掘り出し物”を見つけてくる素晴らしい実績がある。ゲイブ・ヴィンセント(現アトランタ・ホークス)やマックス・ストゥルース(現クリーブランド・キャバリアーズ)のように、無名の選手を連れてきてスターの周囲を固めるのが彼らは得意だ。その点ではミルウォーキーよりも上手くやれる土壌がある気がする」

 はたして、今年12月に32歳となるヤニスは新天地ヒートで再びリーグの頂点に立つことができるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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