現地6月26日、サッカーのスペイン代表は北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ(GS)第3節でウルグアイ代表と対戦。42分にMFアレックス・バエナのゴールで先制すると、最後まで相手にゴールを割らせずに1-0の勝利を飾った。この結果、勝点を7に伸ばしてグループH1位での決勝トーナメント進出を決めた。
GSでのスペインは、第1節のカーボベルデ戦で0-0の引き分け、2戦目のサウジアラビア戦では4-0で勝利し、2勝1分けだった。2位カーボベルデに勝点4の差をつけたものの、現地では、その戦いぶりに懐疑的な声が上がっている。
米国スポーツ専門局『ESPN』は、「スペインの精彩を欠くプレー、W杯の強豪相手には通用しない恐れ」と銘打った記事を掲載。ウルグアイ戦で、「スペインが見せたプレーに“極めて素晴らしい”要素はほとんどなかった」と指摘する。
同メディアは「今回の試合はむしろ、スペインがカーボベルデと0-0で引き分けた試合の方に近い内容だった」と初出場で人口80万人弱の西アフリカの小国相手のドローを引き合いに出し、決勝点の場面についても「もしウルグアイのGKフェルナンド・ムスレラが痛恨のミスを犯していなければ、この試合も無得点で終わっていたかもしれない」と、相手に助けられた結果という見解を提示した。
また、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督がサウジアラビア戦から行なった、右サイドバックのペドロ・ポロからマルコス・ジョレンテ、インサイドハーフのダニ・オルモからミケル・メリーノへのスタメン変更に関しても「良い結果をもたらさなかった」と低い評価で、「その結果、試合の大半を通じて、スペインのプレーは連係を欠き、テンポも鈍いものとなった」と、本来スペインが持ち味とする鮮やかなパスサッカーではなかったと振り返った。
『ESPN』は、「グループ首位通過を果たし、アルゼンチンとの対戦を回避すること。それがスペインの目標であり、その点において彼らは成功を収めた」としつつ、「しかし、いずれにせよ、このワールドカップで強豪チームと対戦する時は必ずやってくる。その時(おそらくベスト16で)彼らには、それ以上のプレーが求められることになるだろう」と、記事を締めた。
2024年のEUROで全勝優勝を飾ったスペインは今後、チームの状態を上げられるのか。次戦は現地7月2日、ラウンド・オブ32でグループJ2位の国と相まみえる。
構成●THE DIGEST編集部
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