
敗退危機の崖っぷちに立つ韓国は生き残れるのか。ギリギリの8位に沈む3位ランキングから“サバイバル条件”を探る【W杯】
現地6月26日、北中米ワールドカップはG、H、Iの3つのグループで最終戦が行なわれ、決勝トーナメントに進出するチームが続々と決まった。
大注目なのがいわゆる“3位ランキング”だ。今大会から出場枠が32から48に拡大され、決勝トーナメント進出チームも16から32に増加。各グループ3位の全12チームのうち、上位8チームも次ラウンドに進めるレギュレーションだ。よって当該チームにとって3位ランキングの動向はきわめて重要となる。グループA~Iの9つが最終戦を終えた時点での3位ランキングは以下の通り。
1位 スウェーデン☆ 勝点4 得失点差±0 総得点7
2位 エクアドル☆ 勝点4 得失点差±0 総得点2
3位 ボスニア・ヘルツェゴビナ☆ 勝点4 得失点差-1 総得点5
4位 パラグアイ☆ 勝点4 得失点差-2 総得点2
5位 セネガル☆ 勝点3 得失点差+2 総得点8
6位 イラン 勝点3 得失点差±0 総得点3
7位 クロアチア△ 勝点3 得失点差-1 総得点3
8位 韓国 勝点3 得失点差-1 総得点2
9位 アルジェリア△ 勝点3 得失点差-2 総得点2
10位 スコットランド 勝点3 得失点差-3 総得点1
11位 ウルグアイ▼ 勝点2 得失点差-1 総得点3
12位 DRコンゴ△ 勝点1 得失点差-1 総得点1
編集部・注 ☆=ベスト32進出決定、△=最終戦が未消化、▼=敗退決定
すでに3位ランキングの上位5チームが32強入りを決めている。残るは3枠。やはり気になるのは、この日ギリギリの8位に転落して絶体絶命の窮地に立つ韓国が、生き残れるのかどうかだ。グループ最終戦で南アフリカに0-1で敗れた直後はまだ4位で、Optaによる突破率は94%を叩き出していたが、あれからの2日間で8位に落ち、突破率も31%に急落した。
戦々恐々のまま明日のグループステージ最終日を見守る韓国サイド。彼らがサバイバルできる条件をチェックしよう。
まずはグループLで3位につけるクロアチアだ。1位イングランド、2位ガーナは突破が決まっており、注目はクロアチアvsガーナ戦となる。韓国が生き残るためには「クロアチアの敗北」が第一条件で、クロアチアが敗れれば得失点差で順位を逆転できる。ただ、まだ他の2グループの結果も踏まえなければ決まらない。
次は3位ランキングで9位につけるアルジェリアのグループJ。勝点3の得失点差が-2で、韓国とかなり僅差の立場のアルジェリアは、グループ2位で勝点3、得失点差±0のオーストリアと雌雄を決する。韓国が生き残るためには「アルジェリアの敗北」または「アルジェリアが2点差で勝利」が必要。後者の結果となれば、オーストリアがグループ3位に落ち、3位ランキングでも韓国を上回れなくなる。
最後は3位ランキングで最下位のDRコンゴが戦うグループK。DRコンゴは現在勝点が1しかないだけに、グループ最終戦でウズベキスタンに勝つしかない。韓国が生き残る条件は「DRコンゴが負けるか引き分けるか」となる。
以上のように、韓国がラウンド32に進出する可能性は決して高くはない。例えばアルジェリアが引き分けるか、DRコンゴが勝ってしまえば、その時点でアウトとなってしまうかもしれないのだ。まずは日本時間朝6時にキックオフされるクロアチアvsガーナ戦の結果で、3位ランキングの8位から7位に浮上できるかどうか。韓国サイドにとっては代表チームが戦うのと同じくらい、気が気ではない一日となりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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