
俳優・山谷花純が6月27日、都内にて最新写真集「遠距離、現在此。」(KADOKAWA)の発売記念イベントを開催した。イベント前の囲み取材では、自身の結婚観について語る場面があった。
■「豊臣兄弟!」で話題のだし役「ここまで反響をいただけるとは思っていなかった」
2008年、12歳のデビューから18年。「手裏剣戦隊ニンニンジャー」(テレビ朝日系)や「鎌倉殿の13人」(NHK総合)など数々の話題作に出演してきた山谷。最新の出演作「豊臣兄弟!」(NHK総合)では壮絶な最期を迎えた荒木村重の妻・だし役が話題になった。
山谷は、「いや、まさか、ここまで反響をいただけるとは思っていなかったので。大河ドラマに出るのもそうですけど、とにかく『豊臣兄弟!』に出たくて昨年はすごく過ごしてたので。一個一個の努力が実を結んで、努力が報われた回でしたね」と出演を振り返る。
また、上半期は友人との旅行や家族との時間などプライベートを優先して過ごすことができたと話し、「その分、下半期はお仕事で充実した半年にできたらいいなと思っています」と語る。

■お気に入りは日本酒を飲む私「自分の人柄っていうのがすごく表れている一枚」
本作は自身2冊目の写真集。18歳のときに撮影した1st写真集から11年ぶりとなり、29歳となった“今”を切り取ったという作品。「約10年という月日が経って、20代最後の一年を締めくくる一冊。大人に成長した自分、歳を重ねて自分の生き方、スタイルというものを見つけ出しつつある姿を残せたと思います」と語る。
お気に入りは、とてもいい笑顔で日本酒を飲んでいるカット。選んだ理由について、「女優という職業をやらせてもらっている以上、役の姿で皆さんにお目にかかることが多いと思うんですけど、不遇な役柄だったり、強いキャラクターを演じることが多い分、本来の自分の姿を皆さんにお届けすることって少なくて。『役を身にまとってないときの自分ってこんな姿なんだよ』というのを収められた一枚です」と説明。
さらに、「どちらかというとキリキリ怒ったりもしないし、ほんわかして一緒にみんなで飲むお酒が大好きな人間なので。それが詰め込まれた、自分の人柄っていうのがすごく表れている一枚だと思ったので、すごくお気に入りです」と笑顔を見せる。
定番の自己採点は、80点。今回は制作に積極的に関わったことで学びが多く、その学びを活かすために、「もう一冊、死ぬまでにできることなら写真集作れたらいいなっていう夢ができたので。その夢の期待も込めて80点。あと20点残しておきます」と語る。

■理想の男性はまだ現れない「こんなにおいしいご飯作れるのに」
20代でやり残したことを聞かれると、「家を買うぐらいですかね(笑)」といたずらな笑みで答える山谷。「悔いややり残したことってあんまりなくて。お仕事も、ありがたいことに思い描いてた夢が一個一個かなっていった年ではあったので。レッドカーペットを歩きたかったぐらいですかね」と語る。
迎える30歳については、「すごく憧れがある歳で、早く30歳になりたいって言いながら過ごしてきたんですよ。30代の女性の方ってすごく余裕があって、人生を楽しまれている印象があって。私も30歳になった暁には、自分より年下の方々に憧れられるような女性になりたいのと、役者になりたいなっていうのが一番の目標です」と前向きな考えを示す。
また、結婚観について聞かれると、「それ、最近よく聞かれるんで、考える時間も増えました」と照れくさそうに笑い、「一番の私のファンでいてくれる人だと思います。人としても、女優としても、一番私のことを応援してくれて、成功を喜んでくれる。そんなファンのような存在の方と、いつか結婚したいです(笑)」と理想の相手像を明かした。
まだ現れてはいないそんな男性に対して、「どこにいるんでしょうね?私、毎回思うんですけど、自分、料理すごい好きなんですよ。自炊することが多いんですけど。『なんでこんなにおいしいご飯作れるのに、いい人現れないんだろう?』ってお母さんと電話しながらよく言ってます」と、苦笑いを浮かべながら語った。
最後に、「これからの半年、この一冊と共に、最後の20代をファンの皆様と一緒に過ごせたらいいなと思って、発売日を6月26日に決めさせていただきました。今回、たくさんの方々にお力添えをいただいて、素敵な一冊を作ることができました。これまで応援してくださったファンの方々への恩返しも含めての一冊ですので、どうかたくさんの人に届いたらいいなと思っております」と呼びかけた。
◆取材・文=鈴木康道

