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「決勝Tは理不尽だらけの世界」日本代表に求められる”化け物封じ”の守備戦略【W杯】

「決勝Tは理不尽だらけの世界」日本代表に求められる”化け物封じ”の守備戦略【W杯】


 2026年6月25日(日本時間26日)、北中米ワールドカップを戦う日本代表は、グループステージ最終戦でスウェーデンと1−1で引き分けた。56分に前田大然のゴールで先制しながら、62分に追いつかれて白星を逃した。

 日本のゴールネットを揺らしたのは、プレミアリーグでも屈指のスピードを誇るアントニー・エランガ(ニューカッスル)だ。堂安律との1対1から内側へ切れ込むと、ペナルティエリア右角付近から左足を一閃。弾丸のようなシュートがゴールへ突き刺さり、日本は同点とされた。

 ネット上では「あれは防げない」「仕方ない」といった声も上がった。しかし、ワールドカップの決勝トーナメントを勝ち抜くためには、こうした"理不尽な一撃"を打たせない守備が必要になる。

 この失点で改めて浮き彫りになったのは、日本が世界トップクラスのアタッカーとの1対1では、なお課題を残しているということだ。オランダ戦の2失点目も、中村敬斗がクリセンシオ・サマービルとの1対1で後手に回り、失点につながった場面だった。
 
 この先に待つのは、理不尽だらけの世界だ。ピッチの至るところにいる化け物たちと渡り合わなければ、世界制覇は見えてこない。1対1で対抗できない相手には、複数人で自由を奪う方法もある。オランダ戦では、堂安と久保建英が"ダブルチーム"でコディ・ガクポを封じ、自由を与えなかったように。

 一瞬の隙が命取りとなる決勝トーナメント。1対1で勝てないなら、組織で化け物たちを封じる。その柔軟さと戦略性こそ、日本代表が世界の頂点へ近づくために欠かせない武器となる。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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配信元: SOCCER DIGEST Web

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