
「ブラジルにも隙はある」板倉滉が攻略の糸口を分析「チーム力なら日本が上回っている」【W杯】
2026年6月27日(日本時間28日)、北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦する日本代表は、ナッシュビルで全体練習を実施した。
この日は、スウェーデン戦でハムストリングに違和感を覚えたDF板倉滉が別メニューで調整。「全然思ったより悪くないし、試合後も悪化してることもないんで、状態は大丈夫かなと思います」と説明し、ブラジル戦出場へ前向きな見通しを示した。
その板倉は、優勝候補のブラジルについて問われると、世界屈指の個の能力を認めながらも、日本が攻略できるポイントはあると語る。
「ざっくりしたところで言うとやっぱり個の能力。ただ、やっぱり隙はあるなと見ていて思うし、ボールを受けたい選手が多くて、1対1に強みを持った選手が多いかなと思います」
さらに、その「隙」について攻略の糸口を具体的に分析した。
「守備のところのプレスバックの意識、奪われたあとのカウンタープレスはやっぱり早いなっていう、そこはやっぱりトップレベルだなっていうのは感じますけど。ただ、攻撃に全振りしたい選手も多いし、その分やっぱり守備には隙があるかなと思います」
もっとも、板倉はブラジルのネームバリューに臆する様子はない。
「相手に対してリスペクトはありますけど。ただブラジルだからという意識はまったくないし、他の試合と変わらず、ちゃんと戦いたい」
そして、決勝トーナメントの一発勝負へ向け、力強く言い切った。
「チーム力で言ったらもう間違いなく自分たちが上回ってるので。もうほんと思い切ってピッチでやるだけ。あとはふわっと入らずに、ちゃんと自分たちのやるべきことをやる。そこを怠らずやることが、大事です」
さらに「ここでブラジルと戦えるのはおいしいなというのはすごく感じるので」と笑みを浮かべながら語った。
世界屈指の個を擁するブラジルを相手にも、板倉の口から不安や警戒一辺倒の言葉は聞かれなかった。日本が積み上げてきた組織力と準備への自信こそが、ラウンド32突破への最大の武器になりそうだ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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